約 4,071,313 件
https://w.atwiki.jp/m9m9/pages/62.html
野手 年度 チーム 名前 守備 投打 天気 パワー ミート スピード スローイング 守備力 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 投手 年度 チーム 名前 タイプ 投打 天気 体力 コントロール ストレート 球種1 球種2 球種3 球種4 球種5 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D 2007 D
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/9027.html
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第九話「泥まみれ少年ひとり」 凶獣ルガノーガー カプセル怪獣ミクラス 登場 魔法学院を訪れたアンリエッタ王女から、内乱の続くアルビオンから彼女がウェールズ皇太子にしたためた、 ゲルマニアとの軍事同盟に破局をもたらす危険な手紙の回収を命じられたルイズと才人。盗み聞きをしていたギーシュと、 アンリエッタの遣わしたグリフォン隊隊長でルイズの婚約者であるワルドも加えた四人でアルビオンに向け 旅立つこととなったが、ルイズは久しぶりに会うワルドに戸惑い、才人はそんな彼女の様子に不機嫌さを隠せない。 だが二人の思いを置いて、事態は突然急展開を見せる。港町ラ・ロシェールを目指す道の途中で、空から 凶獣ルガノーガーが一行の前に立ちふさがったのだ! ルガノーガーのおぞましき牙が、ルイズたちに襲いかかる! 「アオ――――――――ウ!」 「ワルド! 怪獣よ! こんな時に、よりによって私たちの目の前に出てくるなんて!」 「まずいな……私だけでは、到底太刀打ちできない」 前兆もあったものではないルガノーガーの出現に、魔法衛士隊の歴戦の戦士のワルドも冷や汗を垂れ流した。 彼がそうなのだから、地上のギーシュは哀れなくらい恐慌状態にあった。 「き、きみ! 大変だ! 大変だよッ! 危険な任務だとは分かってたが、怪獣が立ちはだかるなんて聞いてないよ!? あわわわ、早く逃げないと! しかしラ・ロシェールは怪獣の向こう……いやしかし、命を拾えなかったら そもそも任務はぁ!?」 「落ち着けよッ!」 あまりに取り乱すギーシュに、才人は思わず一喝した。すぐにゼロに変身して立ち向かいたいところだが、 隣のギーシュの目がある。いきなりいなくなっては、彼に怪しまれるに違いない。 「ゼロ、ここは……」 『ああ。カプセル怪獣の出番だな』 ゼロの許可が下りたので、才人はギーシュに気づかれないように銀色の小箱から青いカプセルを取り出し、 素早く投げ飛ばした。 するとカプセルから、ウインダムと同じカプセル怪獣が現れて大地に立つ。バッファローのような角を持つ 怪力自慢、ミクラスだ! 「グアアアアアアアア!」 「むッ!? もう一匹の怪獣が!」 ワルドが身構えるが、ルイズは出現のし方から、ミクラスがカプセル怪獣であることを察した。 果たしてミクラスは、ルガノーガーへと突進してルイズたちを攻撃しないように食い止め出す。 ミクラスのお陰で幾分か落ち着いたルイズがワルドに提案する。 「ワルド、一旦地上へ、サイトたちの下へ降りましょう」 「うむ、そうだね。怪獣相手に単騎で飛んでいては、逆に危険だ」 ワルドはすぐに従い、騒いでいるグリフォンを落ち着かせると、地上へと降下させた。そして才人とギーシュに向かって告げる。 「怪獣たちが戦っているのに乗じて、林に身を隠しながら先に進もう。馬もちゃんと連れてこいよ」 その言葉の通りに、四人は林の間に身を投じた。 ルガノーガーを差し向け、ルイズたちのことを観察している一団は、ミクラスがルガノーガーに 挑むところもしっかり見ていた。すると丸い頭の影が命ずる。 『そんな怪獣など、お呼びではないのだ。ルガノーガー、さっさと始末してしまえ!』 「アオ――――――――ウ!」 「グアアアアアアアア!」 ルガノーガーは左腕の首で自分を押さえつけているミクラスの腕に噛みついた。激痛を感じた ミクラスがひるんでいると、右腕の首に脚を噛みつかれる。 「グアアアアアアアア!」 「アオ――――――――ウ!」 ミクラスはそのまま持ち上げられ、放り投げられた。横に倒れたミクラスが地面に叩きつけられると、 それにより発生した震動でルイズたちは足を取られる。 「きゃあッ!」 「ルイズ! 大丈夫かい?」 よろけるルイズをすかさずワルドが支えた。 「え、ええ。ごめんなさい……」 「気にすることはない。婚約者を助けない男はいないのだからね」 こんな時にも甘い台詞を吐くワルドを、才人がじとっとにらんだ。 「アオ――――――――ウ!」 一方で、ルガノーガーは三つの口から青白い熱線を吐き、倒れたままのミクラスを攻撃した。 「グアアアアアアアア!」 三条の光線の威力はすさまじく、タフネスが売りのはずのミクラスをたちまち瀕死の状態にまで追い込んだ。 「! 戻れミクラスッ!」 それに気づいた才人がすぐにミクラスをカプセルに戻した。 ミクラスをあっさりと破ったルガノーガーは、ルイズたちの方へ振り返る。彼女たちは、 ルガノーガーからほとんど離れていない。 「うわぁー! こっちを見たぁッ!」 「アオ――――――――ウ!」 そしてルガノーガーの両肩の赤い角から、赤い稲妻がほとばしってルイズたちを林の木々ごと吹き飛ばす! 「きゃあああああああああああッ!」 大規模な爆発で四人が散り散りに吹き飛ばされる中、才人はこの混乱に乗じてウルトラゼロアイを装着した。 「デュワッ!」 瞬時にウルトラマンゼロの巨体が大地に立ち、ルガノーガーの前に立ちはだかった! 「きゃあああああああッ!」 爆風で吹き飛ばされたルイズだが、地面に叩きつけられる前に、ワルドが『レビテーション』を掛けて救った。 助けられたルイズは、ゼロの姿を目にすると、ワルドに尋ねかける。 「ギーシュはどうなったの!? ……後、サイトも!」 怪しまれないように、才人も居所を知っていながら聞いておく。 「分からない。君を助けるだけで精一杯だったから……」 「そんな……!」 さすがにギーシュの身を案じていると、いきなり場違いな女性の声がした。 「ギーシュ、しっかりしなさいよ。『フライ』くらい使いなさいな」 「め、面目ない。あまりにも恐ろしい目に遭ったから、気が動転してね……」 ゆっくりと宙に降ろされたギーシュが言い訳している相手は、何とシルフィードに乗ったキュルケだった。 もちろんタバサも一緒だ。いるはずのない二人の姿に、ルイズは思い切り面食らった。 「キュルケ!? あんた、何でここにいるのよ!?」 「はぁいルイズ。実は朝がた、窓からあんたたちが出かけようとしてるのを見て、タバサを叩き起こして 後をつけてきたのよ。そしたらいきなり怪獣が出てきて、ギーシュが危なかったから助けてあげたの。 感謝しなさい、ギーシュ」 短く説明したキュルケは、ルイズ、そしてワルドに目配せをした。 「あなたと、おひげが素敵な殿方と……ダーリン、サイトはどうしちゃったの? タバサ、あなた知ってる?」 「知らない」 二人がいるはずのない才人を捜して辺りを見回すので、ルイズがすぐにごまかす。 「サイトは遠くに飛ばされちゃったみたいだけど、多分大丈夫だわ。あれでかなり頑丈だし」 「そうよね。何だかんだでいつも、ひょっこり帰ってくるものね」 「彼はこのぼくに勝利したんだ。自分の身くらい自分で守る力があって当然だろう」 「それは関係ないと思うけど」 才人を捜すのをやめさせると、五人でゼロとルガノーガーの戦いの巻き添えを食わないように 急いでその場から退避していった。 ゼロは宇宙空手の構えを取ったまま、ルガノーガーと対峙している。 『ミクラスを簡単に倒すとは、かなり手強い怪獣のようだな。だが、負けるつもりはねぇぜ!』 唇を親指でぬぐっていると、ルガノーガーが再び熱線を放射して攻撃してきた。 「アオ――――――――ウ!」 それを飛びすさってかわしたゼロは、着地と同時にワイドゼロショットを発射する。 「セアッ!」 光線はルガノーガーの真正面に直撃したが、その胸部には少しも吸い込まれていかず、 四方八方へ弾かれて霧散した。 『何ッ!』 ルガノーガーの胸部の装甲は反射板のような構造になっており、光線を弾く仕組みになっているのである。 そして優れているのは防御だけではない。三つの口からは強力な熱線を吐き、肩の角からは赤い稲妻を放つなど、 全身に武器が存在するのだ。野生の怪獣とは思えないほどの能力の高さに、ルガノーガーは何者かが作り出した 怪獣だと言われることがある。 「アオ――――――――ウ!」 再度ルガノーガーの攻撃する番となる。肩の角から赤い稲妻を走らせる。その攻撃はゼロだけを狙っておらず、 辺り一面へ見境なく飛んでいく。もちろんルイズたちの方にも、だ。 『させるかッ!』 するとゼロは広大な面積の光のバリアー、ウルトラゼロディフェンサーを張り、自分のみならず ルイズたちのことも稲妻から守った。稲妻がやんだところで、すかさずゼロスラッガーを飛ばす。 「ジュワッ!」 ゼロスラッガーは見事角を切り落とした。これで厄介な稲妻攻撃はもう使えない。 「アオ――――――――ウ!」 『へッ! 来やがれ!』 怒り狂ったルガノーガーが三つの口にズラリと生えた牙を剥き出しにしながら、ゼロへ走っていく。 ゼロはそれを素手で迎え撃ち、肉弾戦での勝負となる。 「ドリャアッ!」 「アオ――――――――ウ!」 ルガノーガーの両手の牙を払いのけ、横拳を入れるゼロ。ルガノーガーは恐竜型らしく接近戦でも強い怪獣だが、 ゼロだってレオから授かった宇宙空手をマスターしている。力はあっても技のないルガノーガーの攻撃をさばくことは 簡単なことだった。 『おらおらおらぁッ!』 強烈なパンチを連続で叩き込んでどんどん押していく。だがその時、先端が針のように鋭くなっている ルガノーガーの尻尾が持ち上がり、素早くゼロの肩に突き刺さった! 『うぐッ!?』 「アオ――――――――ウ!」 ただ刺さっただけではない。尻尾からゼロのエネルギーが吸い取られていく! すぐにカラータイマーが 点滅を始め、ゼロは片膝をついた。 「グッ……セアァッ!」 しかしすぐにゼロスラッガーを片手に持ち、尻尾を切断してどうにか難を逃れた。一旦距離を取るも、 消耗したエネルギーは回復しない。 『ゼ、ゼロ! 大丈夫か!? 戦えるのか!?』 才人が焦って聞いてくると、ゼロは息を切らしながらもうなずく。 『当たり前だぜ! ……って言っても、これだけエネルギーを失ったら、強力な光線技を撃つのは難しいな……』 『それってまずいんじゃないのか!? あの怪獣はまだまだ余力あるのに!』 『心配するなって! 光線技が使えないのなら、武器を使うまでだ!』 とゼロが言うと、ウルティメイトブレスレットのランプ部分が強く光り、そこから赤と青に彩られた石突の槍が現れた! 『うおッ!? こんなすげぇの持ってたのか!』 『ウルトラゼロランスだ! 見てろよぉーッ! ぜりゃあああッ!』 ゼロはすぐにそのウルトラゼロランスを、力一杯に投擲する。すると槍はルガノーガーの胸部に命中し、 反射板となっている装甲を易々と貫通した! 「アオ――――――――ウ……!」 大ダメージを受けたルガノーガーはたちまち活力を失い、ダラリと腕を垂らした。だがまだ息はある。 『すっげぇ威力ッ!』 『へへッ! そしてこいつで、フィニッシュだぁーッ!』 ゼロはとどめとして、ゼロスラッガーを空中に固定すると、ふた振りとも回し蹴りで勢いをつけて飛ばした! 父親ウルトラセブンの大技、ウルトラノック戦法を応用した、ウルトラキック戦法である。 いつもよりも更に速く宙を切り裂いていったゼロスラッガーはルガノーガーの胴体を突き抜け、 仰向けに倒れさせると、その身体が大爆発を起こした。 「ジュワッ!」 ルガノーガーに勝利したゼロは、いつものように大空へと飛んでいった。 戦いをながめていたキュルケは、ゼロの勝利に感嘆してため息を吐いた。 「相変わらずすごい強さねぇ、ウルトラマンゼロ。あんなに恐ろしい怪獣まで、あっさりやっつけちゃうんだもん。 武器まで使うなんて、むしろずるいくらいだわ」 「色んなことが出来る……」 タバサも感心してつぶやいた直後に、林の中から才人がひょっこり顔を出した。 「おッ、いたいた! 何でキュルケとタバサまでいるんだ?」 「あーん、ダーリン、どこ行ってたのよぉ! いっつも心配ばっかりさせるんだからぁ!」 「キュルケ! すぐ引っ付こうとするんじゃないわよ! サイトは私の使い魔なの!」 才人がキュルケたちのいる理由を説明されてから、ラ・ロシェールへの移動を再開しようとするのだが、 ここでギーシュが渋面を作った。 「怪獣が倒されたのはいいんだが、困ったことが起きたよ。さっき吹っ飛ばされたせいで、 馬がダメになってしまったんだ。次の駅はまだ遠いのに、ぼくとサイトの足がなくなってしまったよ」 「あら、そんなこと、何も問題ないわ。シルフィードがいるじゃない。シルフィードなら グリフォンと並走も出来るし。ねッ、タバサ、いいわよね?」 「構わない」 キュルケの提案とタバサの許可により、才人とギーシュはここからシルフィードで向かうこととなった。 「ルイズ、タバサと連れてきた私にちゃんと感謝しなさいよね」 「何でわたし限定なのよ!」 相変わらずキュルケにからかわれるルイズの背後で、シルフィードを一瞥したワルドが小さく、 憎々しげに舌打ちした。 ……ルガノーガーはゼロの手によって撃破されたが、この戦いはルガノーガーを差し向けた者たちに 一部始終を監視され、同時にゼロの能力が分析されていた。 『ウルトラマンゼロ、予想以上の強さだ。まさかルガノーガーまで圧倒するとは……』 『しかも奴はこのハルケギニアで、まだ能力の全てを見せていない。他にも隠された力があるはずだ。 奴が浮遊大陸に来る前に、それを出し切らせなければ……』 角張った頭の影と丸い頭の影が話し合うと、それを受けて、細身の影が腕を上げた。 『ではもう一体、怪獣をぶつけるとしよう。次の襲撃場所は、空だ!』 ルガノーガーの襲撃後は、ルイズたち一行はすんなりとラ・ロシェールに到着した。 入り口で怪しい男たちがこちらに矢を飛ばしてきたりもしたが、空を飛んでいるこちら側の敵ではなかった。 ひっ捕らえた男たちは自らを物取りだと主張し、特に問題もないようだったので放置することにした。 しかし到着してから一つ問題が発生した。アルビオンに向かう船は、トリステインとアルビオンが 最も近づく明後日の朝、ハルケギニアの二つの月が重なる『スヴェル』の月夜の翌日にならないと出航しないという。 しかしこればかりはどうしようもないので、ラ・ロシェールの宿で二泊を過ごすことが決定された。 そしてひと晩過ごした後の、宿のギーシュとの相部屋で、才人は物思いに耽っていた。 そこに、鞘から少しだけ刀身を出したデルフリンガーが尋ねかけてくる。 「どうした相棒。悩み事かい?」 「別に、何でもねえよ」 「そうかあ? そんな風にゃ見えねえけどね」 デルフリンガーの言う通り、才人はワルドのことを、もっと言えばワルドと比べた自分のことを考え込んでいた。 ワルドがルイズに親しそうに接しているところを目にする度に、どうも不快な気分になる。 ルイズにベタベタするな、と言いたくなる。だが、向こうは仮にもルイズの婚約者で、自分は使い魔。 立場的にもそんなことは言えないし、仮に言ったところで、自分がワルドに勝っている部分など一つもない。 今の才人はウルトラマンゼロ。だがそうなったのは単なる偶然で、ゼロの力は断じて才人のものではない。 ゼロがどれだけ強くても、八面六臂の活躍をしても、それは才人自身の評価には何ら影響されないのだ。 才人個人は、異世界に放り出されたただの人。何の因果か『ガンダールヴ』という伝説の使い魔の力を手にしたが、 それはおおっぴらには宣伝できない。れっきとした軍人で貴族のワルドに、身分で敵うはずがなかった。 自分をワルドと比較して気を落としていると、扉がノックされた。ギーシュはまだ隣のベッドで グースカ寝ているので、しかたなく才人がドアを開けた。 そこに立っていたのは、ワルドその人であった。 「おはよう。使い魔くん」 「おはようございます。でも、出発は明日の朝でしょ? こんな朝早くにどうしたんですか」 自分を悩ませる相手が実際に目の前に現れたことで、より気分を害した才人がとげとげしく聞くと、 ワルドは反対ににっこり笑った。 「きみは伝説の使い魔『ガンダールヴ』なんだろう?」 「え?」 いきなりそのことを言い当てられ、才人はきょとんとした。するとワルドは、なぜか誤魔化すように、 首をかしげて言った。 「……その、あれだ。フーケの一件で、僕はきみに興味を抱いたのだ。さきほどルイズに聞いたが、 きみは異世界からやってきたそうじゃないか。おまけに伝説の使い魔『ガンダールヴ』だそうだね」 「はぁ」 「僕は歴史と、兵に興味があってね。あの『土くれ』を捕まえた『ガンダールヴ』の腕がどのぐらいのものだか、 知りたいんだ。ちょっと手合わせ願いたい」 「手合わせってつまり、殴りっこ?」 「そのとおり」 ワルドの挑戦に、才人は闘志を燃やした。ワルドはギーシュなんかよりもずっと強いようだが、 こっちだって『ガンダールヴ』の力がある。勝負にならない、なんてことはないはずだ。 『ガンダールヴ』の腕の冴えをルイズの婚約者に見せつけてやる、と才人は思った。 「どこでやるんですか?」 「この宿は昔、アルビオンからの侵攻に備えるための砦だったんだよ。中庭に練兵場があるんだ」 そして才人とワルドは、今はただの物置き場になっている練兵場に足を運んだ。 才人がデルフリンガーを引き抜いて戦闘態勢に入るが、それをワルドは左手で制した。 「どうした?」 「立ち会いには、それなりの作法というものがある。介添え人がいなくてはね」 「介添え人?」 「安心したまえ。もう、呼んである」 ワルドがそう言うと、物陰からルイズが現れた。ルイズは二人を見ると、はっとした顔になった。 「ワルド、来いって言うから来てみれば、何をする気なの?」 「彼の実力を、ちょっと試したくなってね」 「もう、そんなバカなことやめて。今は、そんなことしているときじゃないでしょう?」 「そうだね。でも、貴族というヤツはやっかいでね。強いか弱いか、それが気になるともう、 どうにもならなくなるのさ」 ワルドの説得が無理なようなので、ルイズは才人を見た。 「やめなさい。これは、命令よ?」 しかし才人は答えない。ただ、ワルドを見つめた。 「では、介添え人も来たことだし、始めるか」 ルイズの思いをよそに、決闘が始まる。ワルドは剣のような拵えの杖を引き抜き、前方に突き出した。 そして才人とワルドが激突する。だがその戦いは、当初の才人の予想とは裏腹に、終始ワルドが優勢だった。 才人の剣戟は、ワルドに容易くいなされていた。 「きみは確かに素早い。ただの平民とは思えない。さすがは伝説の使い魔だ」 ワルドには戦いながらしゃべる余裕まであった。才人の突きをかわしたところで、後頭部に杖の一撃を叩き込む。 「しかし、隙だらけだ。速いだけで、動きは素人だ。それでは本物のメイジには勝てない。 つまり、きみではルイズを守れない」 ワルドの突きが才人に襲い来る。才人はやっとの思いで突きを受け流していくが、それが一定のリズムと 動きを持っていることに気づくのはあまりに遅かった。 「相棒! いけねえ! 魔法がくるぜ!」 デルフリンガーが叫んだときには、空気のハンマーが才人を吹き飛ばした。才人は積み上げた樽に激突し、 その拍子にデルフリンガーを落とした。拾おうとするが、ワルドに踏みつけられ、杖を突きつけられた。 「勝負あり、だ」 勝敗が決し、ルイズがおそるおそる近づいてくる。 「わかったろうルイズ。彼ではきみを守れない」 「……だって、だってあなたはあの魔法衛士隊の隊長じゃない! 陛下を守る護衛隊。強くて当たり前じゃないの!」 「そうだよ。でも、アルビオンに行っても敵を選ぶつもりかい? 強力な敵に囲まれたとき、 きみはこう言うつもりかい? わたしたちは弱いです。だから、杖を収めてくださいって」 反論したルイズだが、ワルドの指摘に何も言えなくなった。せめて才人の額から流れる血をぬぐおうと ハンカチを取り出すが、それもワルドに止められる。 「行こう、ルイズ」 「でも……」 「とりあえず、一人にしといてやろう」 ルイズは躊躇ったが、ワルドに引っ張られて去っていった。 残された才人は、地面に膝をついたまま、じっと動かない。ルイズの前で負けたことが、 才人を激しく落ち込ませていた。 「気にすんな相棒。あいつは相当の使い手だよ。スクウェアクラスかもしらんね。負けても恥じゃねえ」 デルフリンガーが慰めるが、才人はそれでもしゃべらなかった。 「惚れてる女の前で負けたのは、そりゃあ悔しいだろうけど、あんまり落ち込むなよ。俺まで悲しくなるじゃねえか。 ところで相棒、さっきの戦いの中で、また何か思い出しそうになったんだが……うーん、なんだっけかな……。 なにせ、随分大昔のことだからな……」 話し続けるデルフリンガーを、才人は問答無用で鞘に納めた。 ウルトラマンゼロは無敵の戦士。どんな敵にも負けたことがない。それに対し、自分は一端の人間にも勝てない。 その事実が、泥だらけの才人をよりみじめな思いにさせた。 前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/11543.html
ノーマルD テクニカルD スペシャルD 曜日 ゲリラ・降臨 コラボ コイン その他 協力 レーダー 実施終了 旅立ちの塔火のダンジョン水のダンジョン木のダンジョン光のダンジョン闇のダンジョン試練の塔 ウルカヌ火山ネプトゥ氷河ディメテル樹林聖者の墓プルトゥ渓谷巨人の塔 ネルヴァ灼熱林メルクリア海底洞窟霊峰バッケスアポルォ双神殿ディエナ双神殿魔王の城 陽炎の塔極夜の塔森羅の塔聖者の墓 -深層- ヒュペリオ溶岩河オケアーノ大瀑布クローノス大密林レア・テミス寺院クレイアス監獄天へと続く塔 天上の海原ヴェスティーア大空洞プローセル凍土マルースクレーター空中都市ジュピテルジュノース島星空の神域 伝説龍の足跡天空龍の領域神王妃の不夜城勇者のアジト伝説の航路伝説の大地 練磨の闘技場極練の闘技場 stage1 豊穣の大地氷の大迷宮紅蓮街道名も信仰も無き神殿宵闇の森深淵の魔王城樹水の祠水火の祠炎樹の祠三界の神殿 stage2 ヒュプノ原生林ネレウスの入江ヘーメラウ火山地帯アイテール砂漠タロス奈落穴イーリスの虹の丘封印の塔風樹の塔水氷の塔猛炎の塔魔石龍の大洞窟 stage3 裏・深淵の魔王城裏・樹水の祠裏・水火の祠裏・炎樹の祠裏・三界の神殿裏・ヒュプノ原生林裏・ネレウスの入江裏・ヘーメラウ火山地帯裏・アイテール砂漠裏・タロス奈落穴 EX1 機械龍の巨大基地歴龍の大魔境戦国龍の領土龍騎姫の聖地神秘龍の史跡海賊龍の潜窟華龍の庭園蟲龍の密道 EX2 神王の空中庭園聖獣達の楽園伝説の山道伝説の丘陵伝説の空路伝説の雪渓伝説の樹海伝説の星海伝説の遺構伝説の空域マシンヘラ降臨!マシンゼウス降臨!マシンアテナ降臨!からくり五右衛門参上!マシンノア降臨! 闘技場 極限降臨ラッシュ!(百花繚乱)(百花繚乱2) 極限の闘技場極限の闘技場2極限の闘技場3運命の三針異形の存在列界の化身 裏・極限の闘技場裏運命の三針裏異形の存在裏列界の化身 超絶極限コロシアム 紅の華龍蒼の華龍翠の華龍橙の華龍紫の華龍 炎の蟲龍水の蟲龍地の蟲龍光の蟲龍闇の蟲龍 赤の丼龍青の丼龍緑の丼龍金の丼龍黒の丼龍 火の猫龍水の猫龍木の猫龍光の猫龍闇の猫龍 火と光の機甲龍水と闇の機甲龍木と雷の機甲龍 火と影の犬龍水と光の犬龍木と闇の犬龍 火と湖の古代龍雷と海の古代龍木と炎の古代龍 火と闇の鉄星龍水と光の鉄星龍木と焔の鉄星龍煌と地の鉄星龍冥と海の鉄星龍 赤の契約龍青の契約龍緑の契約龍橙の契約龍黒の契約龍 緋空の転界龍藍海の転界龍碧地の転界龍 火の護神龍水の護神龍木の護神龍光の護神龍闇の護神龍 火の宝珠龍水の宝珠龍木の宝珠龍光の宝珠龍闇の宝珠龍 火の戦武龍水の戦武龍木の戦武龍光の戦武龍闇の戦武龍 火の伴神龍水の伴神龍木の伴神龍光の伴神龍闇の伴神龍 月曜ダンジョン火曜ダンジョン水曜ダンジョン木曜ダンジョン金曜ダンジョン土日ダンジョン メタドラ大量発生!ルビドラ大量発生!サファドラ大量発生!エメドラ大量発生!ゴルドラ大量発生! 精霊の宝玉天使と死神潜在たまドラ発見!? ラグオデAコラボ【降臨】パズドラZコラボ【降臨】女神降臨!大泥棒参上!ヘラ・イース降臨!サタン降臨!ゼウス・ディオス降臨!ドラりん降臨!ヘラ・ウルズ降臨!大天狗降臨!アテナ降臨!タケミナカタ降臨!ベルゼブブ降臨!イザナミ降臨!ヘラクレス降臨!ドラゴンゾンビ降臨!ヘラ・ベオーク降臨!ガイア降臨!サンダルフォン降臨!ヘラ・ソエル降臨!ワダツミ降臨!ゼウス・ヴァルカン降臨!ノア降臨!トト&ソティス降臨!張飛参上!メフィスト降臨!カネツグ降臨!ゼウス・マーキュリー降臨!関銀屏参上!コシュまる降臨!暗黒騎士降臨!趙雲参上!グリモワール降臨!メジェドラ降臨!ディアゴルドス降臨!ソニア=グラン降臨!ゼウス&ヘラ降臨!かぐや姫降臨!スフィンクス降臨!アーミル降臨!周瑜参上!レジェロンテ降臨!インディゴ降臨!西遊記降臨!ヨルズ降臨!デウス=エクス=マキナ降臨!エーギル降臨!スルト降臨!ヘル降臨!ヘイムダル降臨!ヤマツミ降臨!サンタクロース降臨!タケミカヅチ降臨!ヘパイストス降臨!グラン=リバース降臨!ヨルムンガンド降臨!酒呑童子降臨!ハヌマーン降臨!セラフィス降臨!アグニ降臨!パズドラクロス・エース降臨!スタージャスティス降臨!リバティーガイスト降臨!パズドラクロス・アナ降臨!ケプリ降臨!コスモクルセイダー降臨!ミオン降臨!クラミツハ降臨!セルケト降臨!ラス降臨!ティターニア降臨!アザゼル降臨!ガチャドラ降臨!夏のガチャドラ降臨!ガチャドラ降臨!(ネイガチャドラ)秋のガチャドラ降臨!デモニアス降臨!エノク降臨!エルメ降臨!ルシャナ降臨!ジル=レガート降臨!クロガネマル降臨!ヘキサゼオン降臨!マンティコア降臨!ビッグフット降臨!白鯨降臨!パネラ降臨!エイル降臨!ソール&マーニ降臨!ニーズヘッグ降臨!リントヴルム降臨!マイネ降臨!ケツァルコアトル降臨!ザッハーク降臨!リベルタス降臨!チィリン降臨!シェヘラザード降臨!レイワ降臨!エリス降臨!ドロシー降臨!ブラフマー降臨!センリ降臨!ジャバウォック降臨!ヴィーザル降臨!ドット・ゼウス&ヘラ降臨!デザインコンテスト記念ダンジョン!ラジエル降臨!ニムエ降臨!ベレト降臨!ドット・ヴァルキリー降臨!ゼレンバス降臨! 【特殊】降臨系 ゼローグ∞降臨!ノルディス降臨!スカーレット降臨!ヴォルスーン降臨!リンシア降臨!ガイノウト降臨!ミル降臨! 超絶極限コロシアム ゲリラ ○○ドラ大量発生進化用~大量発生たまドラ大量発生!レアキャラ大量発生!ぷれドラ大量発生!降臨カーニバル精霊の宝玉ラッシュ!転生の間その他のゲリラ希石の神殿降臨希石ラッシュ! 覚醒素材降臨 西洋神 覚醒素材降臨!1西洋神 覚醒素材降臨!2和神 覚醒素材降臨!1和神 覚醒素材降臨!2東洋神 覚醒素材降臨!エジプト神 覚醒素材降臨!四獣神 覚醒素材降臨!北欧神 覚醒素材降臨!三国神 覚醒素材降臨!英雄神 覚醒素材降臨!天使 覚醒素材降臨!悪魔 覚醒素材降臨!戦国神 覚醒素材降臨! レーダードラゴン ヘパイストス=ドラゴン降臨!ノア=ドラゴン降臨!ガイア=ドラゴン降臨!ゼウス=ドラゴン降臨!ヘラ=ドラゴン降臨! (+297)降臨(ゼウス、ヘラ+297はレーダーのカテゴリ) 女神(+297)降臨!ヘラ・イース(+297)降臨!ゼウス・ディオス(+297)降臨!タケミナカタ(+297)降臨!ベルゼブブ(+297)降臨!ヘラクレス(+297)降臨!ワダツミ(+297)降臨! 【降臨五十音順】 あ 秋のガチャドラ降臨!アグニ降臨!アザゼル降臨!アテナ降臨!アーミル降臨!暗黒騎士降臨!イザナミ降臨!インディゴ降臨!ヴィーザル降臨!エイル降臨!エーギル降臨!エノク降臨!エリス降臨!エルメ降臨!大泥棒参上! か ガイア降臨!かぐや姫降臨!ガチャドラ降臨!ガチャドラ降臨!(ネイガチャドラ)カネツグ降臨!関銀屏参上!クラミツハ降臨!グラン=リバース降臨!グリモワール降臨!クロガネマル降臨!ケツァルコアトル降臨!コシュまる降臨!コスモクルセイダー降臨!ケプリ降臨! さ 西遊記降臨!サタン降臨!ザッハーク降臨!サンタクロース降臨!サンダルフォン降臨!シェヘラザード降臨!ジャバウォック降臨!周瑜参上!酒呑童子降臨!ジル=レガート降臨!スタージャスティス降臨!スフィンクス降臨!スルト降臨!ゼウス・ヴァルカン降臨!ゼウス・ディオス降臨!ゼウス&ヘラ降臨!ゼウス・マーキュリー降臨!セラフィス降臨!セルケト降臨!ゼレンバス降臨!センリ降臨!ソニア=グラン降臨!ソール&マーニ降臨! た 大天狗降臨!タケミカヅチ降臨!タケミナカタ降臨!チィリン降臨!趙雲参上!張飛参上!ディアゴルドス降臨!ティターニア降臨!デウス=エクス=マキナ降臨!デザインコンテスト記念ダンジョン!デモニアス降臨!ドット・ヴァルキリー降臨!ドット・ゼウス&ヘラ降臨!トト&ソティス降臨!ドラゴンゾンビ降臨!ドラりん降臨!ドロシー降臨! な 夏のガチャドラ降臨!ニーズヘッグ降臨!ニムエ降臨!ノア降臨! は 白鯨降臨!パズドラクロス・アナ降臨!パズドラクロス・エース降臨!パズドラZコラボ【降臨】ハヌマーン降臨!パネラ降臨!ビッグフット降臨!ブラフマー降臨!ヘイムダル降臨!ヘキサゼオン降臨!ヘパイストス降臨!ヘラ・イース降臨!ヘラ・ウルズ降臨!ヘラクレス降臨!ヘラ・ソエル降臨!ヘラ・ベオーク降臨!ヘル降臨!ベルゼブブ降臨!ベレト降臨! ま マイネ降臨!マンティコア降臨!ミオン降臨!女神降臨!メジェドラ降臨!メフィスト降臨! や ヤマツミ降臨!ヨルズ降臨!ヨルムンガンド降臨! ら ラグオデAコラボ【降臨】ラジエル降臨!ラス降臨!リバティーガイスト降臨!リベルタス降臨!リントヴルム降臨!ルシャナ降臨!レイワ降臨!レジェロンテ降臨! わ ワダツミ降臨! ポリンの塔太鼓の達人ECOコラボぐんまコラボCDコラボケリ姫コラボガンホーコラボガンホーコラボ【制限時間2分】神羅万象チョココラボカピバラさんコラボエヴァコラボCoCコラボグルーヴコースターコラボラグオデAコラボ【降臨】ドラゴンズドグマコラボ高岡市コラボアイルーでバザールコラボバットマンコラボアングリーバードコラボパズドラZコラボ【降臨】HUNTER×HUNTERコラボハローキティコラボパズバトコラボROコラボドラゴンボールコラボ聖闘士星矢コラボビックリマンコラボドラゴンボールコラボ2DCコミックスコラボ北斗の拳コラボ神羅万象チョココラボ2ファイナルファンタジーコラボデュエル・マスターズコラボ進撃の巨人コラボサンデーオールスターズコラボクローズコラボBLEACHコラボファイナルファンタジーコラボ2バットマンvsスーパーマンコラボるろうに剣心コラボキン肉マンコラボマガジンオールスターズコラボモンスターハンターコラボモンスターハンターコラボ2ジャスティス・リーグコラボ鋼の錬金術師コラボKOFコラボKOFコラボ幽☆遊☆白書コラボペルソナコラボマジック:ザ・ギャザリングコラボパワプロコラボガンホーコラボ2ガンホーコラボ2【制限時間2分】銀魂コラボソードアート・オンラインコラボ仮面ライダー昭和Ver.仮面ライダー平成Ver.妖怪ウォッチ ワールドFate/stay night[HF]コラボストリートファイターV AEクエストマクドナルド×ガチャドラ降臨!シャーマンキングクエストサンリオキャラクターズコラボチャンピオンオールスターズクエストサムライスピリッツクエスト コインダンジョン(配信履歴・ダンジョン一覧など) ガンホーコラボECOコラボ太鼓の達人ぐんまコラボグルーヴコースターコラボ高岡市コラボ ドラプラ大発生!伝説龍ラッシュ!天空龍ラッシュ!機械龍ラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ2! 極限ゴッドラッシュ!極限ヘララッシュ!極限デビルラッシュ!極限ドラゴンラッシュ!極限大和ラッシュ!超極限ドラゴンラッシュ!特殊降臨ラッシュ! ゼローグ∞降臨!ノルディス降臨!スカーレット降臨!ヴォルスーン降臨!リンシア降臨!ガイノウト降臨! ペンドラの里 ヘラ・ウルズ降臨!(5×4マス)ノア降臨!(5×4マス)かぐや姫降臨!(5×4マス)トト&ソティス降臨!(5×4マス)イザナミ降臨!(5×4マス) キングカーニバル集結!進化ラッシュ!!集結!レア進化ラッシュ!!降臨カーニバルたまドラの里超絶メタドラ降臨! 火のアンケートカーニバル水のアンケートカーニバル木のアンケートカーニバル光のアンケートカーニバル闇のアンケートカーニバル イベントダンジョン一覧(贈り物系)公式生放送プレゼントダンジョン一覧 降臨チャレンジ!チャレンジダンジョン!ランキングダンジョンタイムアタック降臨ダンジョン制限付き降臨ダンジョン 一度きりチャレンジ!超絶極限コロシアム無限回廊真・無限回廊絶・無限回廊超絶・無限回廊超壊滅・無限回廊 伝説龍ラッシュ!天空龍ラッシュ!機械龍ラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ!超絶ドラゴンラッシュ2! 極限ゴッドラッシュ!極限ヘララッシュ!極限デビルラッシュ!極限ドラゴンラッシュ!極限大和ラッシュ!超極限ドラゴンラッシュ!超極限マシンラッシュ!超極限北欧ラッシュ!超極限中華ラッシュ! 白蛇の地下迷宮一層二層三層四層五層六層七層八層九層最終層 異聖の天上宮殿一階二階三階四階五階六階七階八階九階十階 緋炎の雲海都市一階二階三階四階五階六階七階八階九階最上階 王妃の舞踊神殿一階二階三階四階五階最上階 神王の天空境界一階二階三階四階五階最上階 魔神王の無間獄一層二層三層四層五層六層七層八層九層最終層 工龍契士の創玉殿一節二節三節四節五節六節七節八節九節最終節 クリスマスダンジョン私立パズドラ学園パズドラアイランドハロウィンナイトお正月ダンジョンジューンブライドダンジョン 火のアンケートカーニバル水のアンケートカーニバル木のアンケートカーニバル光のアンケートカーニバル闇のアンケートカーニバル 進化素材アンケートダンジョン進化素材アンケートダンジョン2 超極限アンケートラッシュ! リクウ降臨! アンケート1アンケート2アンケート3アンケート4アンケート5アンケート6アンケート7アンケート8アンケート9アンケート10アンケート11アンケート12アンケート13アンケート14アンケート15アンケート16アンケート17 光届かぬ悪魔の巣闇払う翼龍ブレイカーズジュエルの塔 協力プレイダンジョンの概要 2人でガッツリ スコアアタックダンジョン 極限ヘララッシュ!極限ゼウスラッシュ!極限デビルラッシュ!超極限ドラゴンラッシュ!極限大和ラッシュ!特殊降臨ラッシュ! 3人でワイワイ 協力!無限回廊協力!進化ラッシュ!協力!極限の闘技場協力!降臨ラッシュ!協力!超壊滅ドラゴンラッシュ!協力!輝空の闘技路超壊滅・無限回廊 協力!アグニ降臨!協力!スタージャスティス降臨!協力!デモニアス降臨!協力!ケプリ降臨!協力!リバティーガイスト降臨!協力!ルシャナ降臨!協力!ビッグフット降臨!協力!セルケト降臨!協力!アザゼル降臨!協力!ヘキサゼオン降臨!協力!ゼローグ∞降臨!協力!ノルディス降臨!協力!クロガネマル降臨!協力!白鯨降臨!協力!パネラ降臨!協力!エイル降臨!協力!ミオン降臨!協力!ジル=レガート降臨!協力!エノク降臨!協力!クラミツハ降臨!協力!ラス降臨!協力!スカーレット降臨!協力!ソール&マーニ降臨!協力!ニーズヘッグ降臨!協力!コスモクルセイダー降臨!協力!ミル降臨!協力!リントヴルム降臨!協力!マイネ降臨!協力!ケツァルコアトル降臨!協力!ザッハーク降臨!協力!リベルタス降臨!協力!ヴォルスーン降臨!協力!エルメ降臨!協力!リンシア降臨!協力!ガイノウト降臨!協力!ティターニア降臨!協力!マンティコア降臨!協力!チィリン降臨!協力!シェヘラザード降臨!協力!レイワ降臨!協力!エリス降臨!協力!ドロシー降臨!協力!ブラフマー降臨!協力!センリ降臨! 協力!モンハンコラボ!協力!進撃の巨人コラボ!協力!ファイナルファンタジーコラボ!協力!キン肉マンコラボ!協力!サンデーオールスターズ!協力!幽☆遊☆白書!協力!ペルソナ!協力!マガジンオールスターズ!協力!マジック:ザ・ギャザリング!協力!銀魂!協力!ソードアート・オンライン!協力!仮面ライダー!協力!妖怪ウォッチワールド!協力!Fate/stay night[HF]!協力!ストリートファイターV AE!協力!シャーマンキング!協力!チャンピオンオールスターズ!協力!サムライスピリッツ! α版 協力オリジナルダンジョン(実施終了) 超絶極限ゴッドラッシュ!α超絶極限デビルラッシュ!αチャレンジダンジョン!α絶・無限回廊 特別版α 上記のカテゴライズはメニュー欄を元に作成した仮のものです。編集はこちらから プレゼント形式(クリア1回のみ) ノエルラッシュ!光の星導機パーツダンジョンアーマードロップ連動降臨 降臨ダンジョン(協力対応) ゼウス=ドラゴン降臨!ガイア=ドラゴン降臨!ヘパイストス=ドラゴン降臨!ノア=ドラゴン降臨!ヘラ=ドラゴン降臨! X連動降臨(★6以下強化) ドラクリスト降臨!ウェルドール降臨!ラグウェル降臨! 数字龍喚士降臨 ディアラ降臨!グラト降臨!ウォレス降臨!アムネル降臨!エナ降臨! プラス降臨(クリア1回のみ) ゼウス(+297) 降臨!ヘラ(+297)降臨! 大泥棒(+99)参上!ノア(+99)降臨!コシュまる(+99)降臨!アテナ(+99)降臨!サタン(+99)降臨! その他 シバマル大量発生!デビニャン大量発生!パイレーツ大量発生!フェアリー大量発生! パズドラクロス・エース(+10)降臨!パズドラクロス・アナ(+10)降臨! 伝説の炎龍伝説の氷龍伝説の島龍伝説の機龍伝説の邪龍 炎の天空龍水の天空龍樹の天空龍光の天空龍闇の天空龍 焔の機械龍氷の機械龍風の機械龍皇たる機械龍滅びの機械龍 炎の歴龍水の歴龍木の歴龍光の歴龍闇の歴龍 火の戦国龍水の戦国龍風の戦国龍光の戦国龍闇の戦国龍 焔の龍騎姫海の龍騎姫風の龍騎姫聖の龍騎姫影の龍騎姫 炎の神秘龍水の神秘龍地の神秘龍光の神秘龍闇の神秘龍 紅の海賊龍蒼の海賊龍碧の海賊龍金の海賊龍黒の海賊龍 ヘラ降臨!勇者降臨!ゼウス降臨!ツインリット降臨!トライフルーツ降臨! 三蔵法師降臨!沙悟浄&猪八戒降臨!サーティワンコラボ チャレンジ1チャレンジ2チャレンジ3チャレンジ4チャレンジ5チャレンジ6チャレンジ7チャレンジ8チャレンジ9チャレンジ10チャレンジ10チャレンジ11チャレンジ12チャレンジ13チャレンジ14チャレンジ15チャレンジ16チャレンジ17チャレンジ18チャレンジ19チャレンジ20チャレンジ21チャレンジ22チャレンジ23チャレンジ24チャレンジ25チャレンジ26チャレンジ27チャレンジ28チャレンジ29チャレンジ30チャレンジ31 一度きりチャレンジ!1一度きりチャレンジ!2一度きりチャレンジ!3一度きりチャレンジ!4 ↑カテゴリを選んでください ノア=ドラゴン降臨!概要 聖舶龍 壊滅級(テクニカル) 攻略指南 コメント ノア=ドラゴン降臨! 概要 パズドラレーダー連動限定ダンジョン登場!! (公式告知) パズドラレーダーから受け取れる、地域限定配信のダンジョン。 協力プレイダンジョンに対応している。 難易度は「壊滅級」の1種類のみ。 クリアしても魔法石はもらえない。(パズドラレーダーから受け取るダンジョンの仕様) 【初実装】 2016.04.10(日) 【配布予定】 2016.04.10(日) イオンモール高岡 ガンホーフェスティバル2016 甲信越・北陸大会にて 2016.05.15(日) イオンモール福岡 ガンホーフェスティバル2016 九州大会にてガンホーフェスティバルの開催時間(10時から17時の予定)のみの配信となる。 【究極進化用素材としての使い道】 素材 進化後モンスター 聖舶神・ノア=ドラゴン 【進化用素材の編集】 聖舶龍 壊滅級(テクニカル) 【スタミナ:99 バトル:5】 獲得経験値: ※敵ステータス補正:HP1.5倍 バトル モンスター名 HP 防御 攻撃 タ|ン 使用スキル 備考 スキル名 効果 B1 紅の海賊龍・バーソロミュー 8,366,745 9,660 26,112 1 ダイヤモンドクロス 先制で使用 20ターンの間状態異常無効化(効果が切れるたびに使用) Lv21 紅の海賊龍・バーソロミューを確定ドロップ※HP50%未満で火→水に属性変化 ブラック・バート 3ターンの間攻撃力3倍(通常攻撃78,336ダメージ)(最初の行動で一度だけ使用?) 主砲発射 32,640ダメージ+ランダムで1色を火ドロップに変換(攻撃力3倍時97,920ダメージ) ロイヤル・フォーチュン 4連続攻撃 計41,780ダメージ(攻撃力3倍時125,340ダメージ)(HP50%以下で使用) B2 神癒の大天使・ラファエル 34,428,039 0 - 5 神癒の奇跡 先制 10ターンの間、闇属性の攻撃を吸収 宝箱(20,000)をドロップ 永遠の安らぎ 3連続攻撃 計1,190,988ダメージ(必ず使用) B3 蒼の海賊龍・アルビダ 14,199,251 13,800 - 1 踏んで差し上げますわ 先制(以降も、HP30%以上では「魅惑の抱擁」を除き1ターンおきに使用)50,150ダメージ+ランダム1色を回復ドロップに変換 Lv30 蒼の海賊龍・アルビダを確定ドロップ ハニーポイズン 回復ドロップを毒ドロップに変換 ブルースラッシュ 33,433ダメージ+ランダム1色を水ドロップに変換 魅惑の抱擁 リーダーが3ターンの間、行動不能(HP60%以下で使用/1回のみ/最優先) プリンセスの号令 1,672ダメージ(HP30%以下で必ず使用/1回のみ) 海龍大進撃 5連続攻撃 計501,495ダメージ(HP30%以下で必ず使用) B4 龍焔の熾天使・ウリエル 22,597,875 940 - 1 ①5個の炎弾が出現②聖なる守りがその身を包む 先制 ①炎弾が5個になる②10ターンの間、受けるダメージを半減 宝箱(20,000)をドロップ内部的に炎弾のストック数を記録しておりその残り数に従って行動を決定する 水戒の聖鎖 水属性モンスターが10ターン行動不能(水属性モンスターがいる場合、最初の行動でHP50%以上だと一度だけ使用) HP50%以上で炎弾がなくなるまでは以下のいずれかを使用 ①3個の炎弾を消費②セイントブラスト! ①炎弾が3個減る②39,180ダメージ+上から2,4列目を火と光ドロップに変化 ①2個の炎弾を消費②ホーリーピラー! ①炎弾が2個減る②29,385ダメージ+左から3列目を光、4列目を火ドロップに変化 ①1個の炎弾を消費②フォトンフレア! ①炎弾が1個減る②19,590ダメージ+ランダムで1色をお邪魔ドロップに変化 ①3個の炎弾を消費②フォトンスラッシュ! ①炎弾が1個減る②19,590ダメージ+上から3列目を火と光ドロップに変化 炎弾がなくなると以下を交互に使用 ①ヒートスタブ②スキルメルト ①現在HPの99%のダメージ②スキル使用までのターンを1〜3ターン遅延 ①グローリー…②クロス! ①12,734ダメージ+上から2列目を火ドロップに変化②12,734ダメージ+左から2列目を光ドロップに変化 HP50%以下で炎弾の残り数に応じて一度だけ使用 ①5個の炎弾を消費②セイクリッドエクスプロージョン! ①炎弾が5個減る②97,950ダメージ+全ドロップを5属性+回復に変化(炎弾が5個だったとき) ①4個の炎弾を消費②ディバインエクスプロージョン! ①炎弾が4個減る②68,565ダメージ+全ドロップを5属性に変化(炎弾が4個だったとき) ①3個の炎弾を消費②セイントエクスプロージョン! ①炎弾が3個減る②58,770ダメージ+全ドロップを火、水、木、光に変化(炎弾が3個だったとき) ①2個の炎弾を消費②ホーリーエクスプロージョン! ①炎弾が2個減る②48,975ダメージ+全ドロップを火、木、光に変化(炎弾が2個だったとき) ①1個の炎弾を消費②フォトンエクスプロージョン! ①炎弾が1個減る②39,180ダメージ+全ドロップを火と光ドロップに変化(炎弾が1個だったとき) エクスプロージョン 29,385ダメージ+全ドロップを火ドロップに変化(炎弾が0個だったとき) その後、以下を交互に使用 ①グローリー…②クロス! ①12,734ダメージ+上から2列目を火ドロップに変化②12,734ダメージ+左から2列目を光ドロップに変化 ①ヒートスタブ②スキルメルト ①現在HPの99%のダメージ②スキル使用までのターンを1〜3ターン遅延 聖炎の神託 5ターンの間、火ドロップが少し落ちやすくなる(HPが0になった時に必ず使用) B5 聖舶神・ノア=ドラゴン 52,500,000 2,180 (12,717) 1 ①アークスケイル②聖舶の護壁③蒼天の虹 先制 ①999ターンの間、状態異常無効化②99ターンの間、500万以上のダメージを無効化③1ターンの間、特定の2属性(※)の攻撃を吸収 Boss Lv10 聖舶神・ノア=ドラゴンを確定ドロップ(※)「蒼天の虹」の吸収属性は火・水・木のいずれか1つと光・闇のいずれか1つHP条件行動の優先度は10%以下 90%以下 70%以下 50%以下 30%以下 HP条件を満たさないターン ①蒼天の虹②プリズミックサンダー③ストランドサクリファイス ①1ターンの間、特定の2属性(※)の攻撃を吸収②12,717ダメージ+ランダムで1色を吸収する属性の片方に変化③6,359ダメージ+ランダムでサブ1体が1ターン行動不能(HP50%以上で必ず使用) ①レインボーブランク②ストランドサクリファイス③アークインパクト ①19,076ダメージ+ランダムで1色をお邪魔ドロップに変化②6,359ダメージ+ランダムでサブ1体が1ターン行動不能③現在HPの99%のダメージ(HP50%以下で必ず使用) HP90%以下で一度だけ使用 ①リトリートアーク②フォッグボウ・シール③ファーストジャッジメント ①1ターンの間、受けるダメージを75%減少②10ターンの間、スキル使用不能③57,227ダメージ+全ドロップを5属性に変化 HP70%以下で一度だけ使用 ①リトリートアーク②フォッグボウ・ヘイズ③セカンドジャッジメント ①1ターンの間、受けるダメージを75%減少②ドロップが真っ黒になる③76,302ダメージ+全ドロップを5属性に変化 HP50%以下で一度だけ使用 ①リトリートアーク②フォッグボウ・ゲイズ③サードジャッジメント ①1ターンの間、受けるダメージを75%減少②スキル使用までのターンを5ターン遅延③3連続攻撃 計152,604ダメージ HP30%以下で一度だけ使用 ①リトリートアーク②フォッグボウ・グレイズ③フォースジャッジメント ①1ターンの間、受けるダメージを75%減少②2ターンの間、覚醒スキル無効化③254,340ダメージ+全ドロップを5属性に変化 HP10%以下で必ず使用 ①リトリートアーク②フォッグボウ・パージ③ジャッジメントエンド ①1ターンの間、受けるダメージを75%減少②こちらにかかっている状態変化を解除(かかっていない場合は代わりに通常攻撃)③3連続攻撃 計381,510ダメージ ※HPは、グラビティ系を使用しての推測値です。 +モンスター別獲得Exp/コイン 出現モンスター別獲得Exp/コインまとめ モンスター名 Exp コイン 紅の海賊龍・バーソロミュー 22,271 20,160 神癒の大天使・ラファエル 21,197 28,080 蒼の海賊龍・アルビダ 31,815 28,800 龍焔の熾天使・ウリエル 500 11,200 聖舶神・ノア=ドラゴン 500 158,400 攻略指南 +ソロ火無効PT ノアドラの機嫌が悪いと「気がついたらサブが全員バインド状態になってた」なんてことが起こったり。 ■編成例:L覚醒ミネルヴァ F覚醒アマテラス Sシャリテマキナ 裏エルドラド×3 潜在火軽減20個(19個、HP次第では18個でもなんとかなる)。今回はアマテラスの自動回復も使うので、アマテラスは回復強化、それ以外が火軽減が良いだろう。特にミネルヴァには必ず5個つけたい。 ミネルヴァかエルドラドのいずれかにガネーシャ継承。または、いずれか2体にウンディーネとシルフ継承でもいい。残りの継承は割合ダメージなどの火力スキルで固める。 立ち回り ■1F…特筆すべき点なし。 ■2F…攻撃前にちゃんとマキナを使う。突破時に3F先制に備え、ガネーシャ(orシルフ)を起動。 ■3F…先制を受けたらマキナ。リーダーバインドは弾くので問題ない。よほど下手な盤面にしなければ毒死することもない。 ■4F…適当。遅延のせいでスキルが溜めにくいが、遅延耐性がなくてもいずれは溜まる。 ■5F 開幕マキナ。 たとえサブが全員バインドされていたとしても、自動回復とミネルヴァの軽減だけでHP50%以下でのレインボーブランク+ストランドサクリファイス+アークインパクトを受けることができる。 実際には面倒なことにならないよう、バインドを重ねがけされたサブが出てきたらアマテラスで治しておく。 注意するのはHP30%を切った時に来る2T覚醒無効。来る瞬間にガネーシャ(orウンディーネ)を張ってフォースジャッジメントを耐え、次の攻撃をミネルヴァのLSで耐え、その次に手動回復orアマテラスでしのげば覚醒無効は終わる。 また、HP50%以上から一気にHP30%以下にしてしまうと、50%切ったときの遅延を食らってから30%以下の覚醒無効が来るのでマズイ。必ず一度は30%〜50%範囲に入れよう。 天堂地獄がいる場合はそれをLに据えれば火軽減と火結界を一人で両立できる。ただしアルビダのバインドを食らう点には注意。 +マルチ用おでん狼PT・ガチャ限不要 ■両チームとも編成は同じ L 究極オーディン(オーディン=ドラゴンでも可) F 覚醒アマテラス(正月アマテラスでも可) S 究極ゼウス ヘラ、超覚醒ゼウスのアーマー・エース×2、グラウカ オデドラ×正月アマテラスの場合、MP購入とドロップ産のみでPTを組むことが可能 ゼウスアーマーのエースが自動回復×4のため安定し易いが、一応ゼローグやゼウスなど他の35%ラスゴでも可自動回復22,460(アマテラスに回復+99 潜在覚醒・回復強化×5の場合)でバーソロミューの3倍も耐える B3では回復をなるべく残さないようにする(ハートを毒に変えてくるため)毒はハートが大量にあるときに処理すれば問題ない 立ち回り ※編成例なら問題ないが、自動回復量が足りない場合はB1最初の3倍期間は回復することを忘れずに B1:全スキルを溜めて、ゴッグラ、ラスゴX、ラスゴX、グラウカで突破 B2:もう片方のチームでゴッグラ、ラスゴX、ラスゴX、グラウカで突破 B3:全スキルを溜めて、ゴッグラ、ラスゴX、ラスゴX、グラウカで突破 B4:もう片方のチームでゴッグラ、ラスゴX、ラスゴX、グラウカで突破 B5:99ターン耐久して、ゴッグラ、ラスゴX、ラスゴX、グラウカで突破 +ソロ用 タマゾーX覚醒オーディンPT LFタマゾーX覚醒オーディン S光槍の魔術神・オーディン 光槍神・オーディン=ドラゴン 適当な木属性の神キラー持ち(冥地鎮の玄武・メイメイ等) 時津風の神童・猿飛佐助 継承は妖精森の女王・ティターニアが必須。他は木を含む二色陣(天空の守護龍・アヴァロンドレイク等)や大量の木生成(探求の風・バッツ等)、木泥強(転生パールヴァティー等)で。 立ち回り ◾︎B1:HP半分を切らないように全スキルを貯めつつ、十字1個で削っていく。スキルが溜まったら木生成+泥強を使用して突破。 ◾︎B2:陣エンハでワンパン。 ◾︎B3:毒は佐助がそこそこの確率で弾く。弾かなかった場合は回復が多い時に処理する。全スキルが溜まったら木生成で突破。 ◾︎B4:陣泥強エンハでワンパンを狙う。合計で9000万出さなければならないが、キラーを活用すれば充分可能であるl ◾︎B5:バインド耐性持ちだけで自動回復7000以上あるので、1コンボだけで99ターン耐久できる。十字1個でHP半分を切らないあたりまで削っておき、大ダメージ無効化が終わったら木光を吸収していないターンに全開放して終了。 +分岐カエデ ドットブラキオスPT・マルチ用 A(先攻):Lドットブラキオス(アシスト インディゴ) S究極ゼウスディオス*2 究極ヘラベオーク*2 B(後攻):L分岐カエデ S究極ゼウスディオス*3 納涼のはぐれ馬・ケルピー 無効貫通編成例 スキルブーストはA 7個 B 8個 の合計15個 レベル、攻撃プラスは納涼のはぐれ馬・ケルピー以外すべて99で計算 納涼のはぐれ馬・ケルピーは幸福のパティシエール・ダークレディや各種属性吸収無効化スキルで可 べオーク1体を大天狗やメロンドラゴンに木属性2.5倍以上エンハか泥強スキルをアシストすればスキブ16個になるのでB1でのスキルためが不要に(AB入れ替えると快適) 立ち回り ■B1 :A1コンボスキルため → Bカエデでヘイスト ディオス インディゴで1列木21 3 の2コンボ配置※闇水ロックドロップは最後まで使うので消さないこと +配置例 配置例 □□□□□□ □□□□□闇 □水水□水□ □□□□闇□ □□□□闇□ ■B2 :Aディオスで1列木21 3 の2コンボ配置 ■B3 :先制攻撃があるがカエデのLS軽減で耐えられる → Bディオスで1列木21 3 の2コンボ配置 ■B4 :Aディオスべオーク強化後 1列木21 3 の2コンボ配置 ■B5 :Bケルピーで属性吸収無効化後 ディオスでパス → Aディオスべオークで強化後 1列木15 9無効貫通 水3闇3の4コンボ配置 ※ケルピーを打つ前にディオスを撃ってしまうとケルピーが使えない ケルピーを先に打つこと +配置例 配置例 □□□□□□ □□□闇闇闇 □□水□□□ □□水□□□ □□水□□□ A(先攻):L分岐カエデ S究極ゼウスディオス*3 納涼のはぐれ馬・ケルピー B(後攻):Lドットブラキオス(アシスト インディゴ) S究極ゼウスディオス*2 究極茨木童子 究極大天狗 上の編成からスキルため、パスを不要にした編成例 スキルブーストはA 8個 B 10個 の合計18個 最低必要個数16個 レベル、攻撃プラスは納涼のはぐれ馬・ケルピー以外すべて99で計算 納涼のはぐれ馬・ケルピーは幸福のパティシエール・ダークレディや各種属性吸収無効化スキルで可 大天狗はスキブ2以上の木属性で代用可能 茨木童子はカマエルでも可能 立ち回り ■B1 :Aディオス インディゴで1列木21 3 の2コンボ配置※闇水ロックドロップは最後まで使うので消さないこと +配置例 配置例 □□□□□□ □□□□□闇 □水水□水□ □□□□闇□ □□□□闇□ ■B2 :Bディオスで1列木21 3 の2コンボ配置 ■B3 :先制攻撃があるがカエデのLS軽減で耐えられる → Aディオスで1列木21 3 の2コンボ配置 ■B4 :B茨木童子エンハンス後 ディオス 1列木21 3 の2コンボ配置 ■B5 :エンハンス継続 Aケルピーで属性吸収無効化後 ディオス 1列木15 9無効貫通 水3闇3の4コンボ配置 ※ケルピーを打つ前にディオスを撃ってしまうとケルピーが使えない ケルピーを先に打つこと +配置例 配置例 □□□□□□ □□□闇闇闇 □□水□□□ □□水□□□ □□水□□□ コメント ※ここはフレンド募集をする場ではありません、フレンドコード交換へどうぞ。 ※ゲリライベント開催日時についてのやり取りは「不正プレイ禁止」の観点からご遠慮ください。(ただし、公式発表されたものを除きます。) ※ここはPT診断をする場ではありません、チーム編成・報告診断へどうぞ。 分岐カエデ ドットブラキオスPTを追記しました PDCで検証していますが何かあれば指摘お願いします -- 2018-03-23 17 27 31 分岐カエデがいればソロでも余裕になっちゃったなあ。あんだけ苦労してたのに。Sはロミア・転生アルテミス・テテュス・アヴァロン。 -- 2018-04-13 23 22 58 ガチャ限なし ディノX装備PT追加しました。他のレーター龍1シリーズも全部ガチャ限なしで追加していきますので参考にして下さい。 -- 2018-04-28 03 16 14 LFヨグ、Sアポルォ、転生アマテラス、転生アポロン(超覚醒で無効貫通つき)、ヨグでノーコン。ラファエルでスキル貯めてあとはワンパンでどうぞ。 -- 2018-06-12 20 38 02 諸事情でディノXPT削除しました。今まで無課金攻略とか載せてましたがここではもう編集せず後続の人におまかせします。本当ご迷惑おかけしました。m(_ _)m -- 2019-01-30 15 59 15 ソロ1枚抜きだと本当に厳しいな。手持ちじゃクリアできる編成作れそうにないわ -- 2019-08-04 06 32 21 夏の4体以下クエスト、案の定コマさんだった。 -- 2019-08-04 08 16 38 4体以下、コマさんでだれかにコンボ追加継承して二色陣打つだけ -- 2019-08-04 09 57 15 それコマさんの意味あるの? 少なくとも毎回陣を撃つ上にリーダーバインドないならRXでも変わらんし、ゼラ入るリーダーなら誰でも良くね? -- 2019-08-06 13 36 14 ゼラ二枚入りのガイルで楽勝だった。ゼラさえいればリーダーなんて誰でも良い -- 2019-08-07 10 01 54 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/9115.html
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第三十六話「怪しい職人」 ロボット怪獣ビルガモ 異次元宇宙人イカルス星人 四次元ロボ獣メカギラス ロボ怪獣メガザウラ 侵略変形メカ ヘルズキング 登場 トリスタニアの住宅街。怪獣たちの襲撃や宇宙人の攻撃、更には爆弾事件により街の各地が 見るも無残に破壊されたが、幸いなことにゴルドンから採取された黄金が豊富にあり、 その一部を復興資金に充てることで、再建が急ピッチで進められていた。ただ、職人の手が トリステイン国だけでは全く足りなかったので、国外から職人を大勢招いての再建となっている。 そしてその日々の中で、住宅街に暮らす少年が寝室から、隣の復興現場に建てられた仮設住宅を 長いこと観察していた。彼は怪獣の脅威からウルトラマンゼロに救われて命は拾ったのだが、 足を骨折して自宅で療養している。しかしその中で、仮設住宅の職人が不審な行動を見せていることに 気づいたのだ。 彼の視線の先の、仮設住宅内の職人の影は、長時間座ったままであった。 (あの男、何をしてるんだろう? あそこに座ったまま、もう24時間になる。いつ食事をするんだろう? 僕が眠ってる間に眠り、食事をしたんだろうか? いや、僕は何度も目が覚めた。あの男はずっと 座ったきりだ。何をしているんだろう……。何か作ってるぞ。何を作ってるんだ?) 少年は職人の手元にあるものをよく観察しようと身を乗り出したが、職人のいるところは薄暗く、 彼の視力では何なのか確認することが出来なかった。 職人の手元では、怪しい発光体が規則的な点滅を繰り返していた。 ウェザリー主導による演劇から数日後。侵略者たちの起こす連続爆発事件の調査を続行した ルイズたちだったが、結局成果はなし。そのため仕方なく、学院に帰還することになった。 だがルイズと才人は、アンリエッタからの招集により、すぐにまた王宮へ向かうことになった。 何でも、火急の用事なのだという。もしや、連続爆発事件に何か進展があったのか。ルイズと才人は はやる気持ちを抑えて、王宮のアンリエッタの下へと駆けつけた……。 「皆さん、これをご覧下さい」 アンリエッタは王宮の会議室で、ルイズや才人、他多くの軍人に見えるように、テーブルに 一枚の大きな地図を広げた。 王宮に到着したルイズと才人はすぐに、大勢の将校が集められた会議室に通された。 二人が会議に混ぜられるや否や、アンリエッタは爆破事件についての会議を開始した。 「これはこの王宮の所在地、トリスタニアの地図です。知っての通り、現在トリスタニアでは 侵略者による爆破事件が相次いでいます。しかし、現場はほとんどが戦略上の価値が全くない ところばかり。実に不可解な行動です」 「相手はどこから現れたかもよく分からん連中。そんなのの考えることですから、我々では 予想もつかないようなものなのではないでしょうか?」 一人の将校がお手上げだと言わんばかりにぼやいたが、アンリエッタは首を横に振る。 「安易に決めつけるのはいけません。わたくしは敵の意図を探るべく、密かに街に降りて 調査をしていました」 今の言葉で、才人は劇場にアンリエッタが現れた理由を悟った。彼女もまた、ルイズたちだけに 任せるのではなく、自ら独自調査を進めていたのだ。 「その結果、爆破事件の理由について、一つの仮説が出来上がりました。まずは、今までに 起きた事件の現場を地図に記します」 皆の視線を地図に戻すアンリエッタ。 「最初にここ、次にここ……。皆さん、何かに気づきませんか?」 全ての現場に相当する部分を赤色で塗り潰すと、皆に尋ねかける。ルイズが一番に察した。 「現場の全てが……王宮から同じ程度離れた場所ですね」 ルイズが今言った通り、事件現場は全てが、王宮から等間隔の地点で発生していたのが、 地図に印すことで判明した。アンリエッタはうなずく。 「その通りです。しかし、破壊された場所はこれで全てではありません。怪獣やウチュウ人自らが 蹂躙した場所も、ここに描き込むと……」 先に現れたアボラス、バニラ、グランゴン、ラゴラスの四大怪獣やマグマ星人たち宇宙人連合の者に 破壊された場所にも色がつけられると、全員が驚愕した。 「壊されたところが、この城を取り囲んでる!」 才人の叫びに首肯するアンリエッタ。 「そうです。爆破事件は、街の破壊された箇所を繋ぐようにして起きていたのです。ただの 偶然とは思えません」 全ての街の壊された部分が赤く塗られると、王宮が360度、赤色で囲まれていることが明らかになった。 だがこれに関して、ルイズが疑問を上げる。 「偶然ではないとしたら、一体……?」 これだけではまだ、宇宙人連合が何のためにそんなことをしたのかが不明だ。それを尋ねると、 アンリエッタは話を変えた。 「今回の爆破事件の現場を修復するに当たり、この国の職人たちだけでは人手が足りません。 故に国外の者も多く呼び入れられています。わたくしが確かめたところによると、その国外の 職人たちは非常に仕事が早く、我が国の者をはるかに上回る腕前なので、今やほとんどの場所の 修復を担当しているとか」 それだけ聞くと良いことのように思えるが、アンリエッタは眉間を寄せる。 「しかしその者たちは全員、素性が完全に不明で、現地の者と親交を全く取らないとのことです。 更に、修復の合間に何やら不審な動きを見せているという話も何人もの人の口から聞きました」 アンリエッタの話した内容で、ルイズが顔を青ざめた。 「それってつまり、その職人たちは、ウチュウ人たちの送ってきた工作員ということでしょうか……!?」 「その可能性は十分にあります。最初に都を破壊し、それを直す職人を装ってトリスタニアに 堂々と侵入する作戦。それが、爆破事件の真相なのでは……。職人を装えば、何らかの危険物を 組み立てていても、家屋の修繕に見せかけてごまかすことも出来るでしょう」 「馬鹿な! ありえませんぞ!」 将校の一人が、信じられないというより認めたくないという様子で叫んだ。 だが、それを否定するかのように、直後に激しい揺れと轟音が会議室を襲った。 「きゃあッ!?」 「な、何事だ!?」 ルイズらが悲鳴を上げると、衛兵が会議室に駆け込んできて、泡を食って叫んだ。 「ほ、報告します! 先般の爆破事件のあった現場に建てられた家屋が崩壊し……金色の、 奇怪な金属製の建造物が出現しました!」 「何ですって!?」 耳を疑うばかりの内容に、アンリエッタやルイズたち、将校らは我先にと廊下に飛び出して、 窓から外の光景を確認した。 果たして、衛兵の報告通りの光景がそこにあった。トリスタニアの街並みの真ん中に、 正面の中央部分に、先に行くほど細くなっている円筒を張りつけたような窓のないビルらしき 物体がそそり立っていた。明らかに中世風のトリスタニアの風景に似つかわしくない高層建造物だ。 しかもその建造物に、どこからか飛んできた棒状のロケットと目玉のような円盤がジョイントした。 そして建造物が火を噴いて浮き上がると、その下に二本の巨大な鋼鉄の柱が入り込み、それとも結合して 柱を脚部に変えた。 全ての合体手順が済むと、奇怪な建造物は黄金色の巨大ロボットへと姿を変えた。ルイズが 声を張り上げる。 「あの合体の方法……タルブ村で見た、ウチュウ人の巨大ゴーレムに似てるわ!」 ゼロはロボットの正体を知っていた。 『あいつはビルガモ! 完成まで建築物に成り済ます、破壊活動用ロボット兵器だ! あれをトリスタニアに持ち込む計画だったって訳か……!』 これが、宇宙人連合の恐るべき作戦であった。卑劣極まるロボット怪獣ビルガモ作戦。 ビルガモは、トリスタニアの街の全滅、王宮破壊、トリステインの全国民と、ウルトラマンゼロの 壊滅の使命を帯びた、悪魔の使者であったのだ。 ビルガモは頭頂部のアンテナから破壊光波を発射し、足元の家屋を複数ひとまとめに爆破した。 街はたちまち市民たちの悲鳴に包まれる。 「何てこと! 直ちに魔法衛士隊を迎撃に出すのです! どうにか被害を抑えて!」 アンリエッタが急いで命令を下すが、衛兵が冷や汗を垂らしながら返した。 「それが、あまりに突然で前兆のないことでしたので、まだ招集も出来ておりません!」 「そんな!?」 「非常事態は、これだけではありません!」 衛兵はもう一つ、悪い知らせをもたらす。 「ゴーレム出現に前後して、レコン・キスタの空中艦隊がトリステインを目指して動き始めたと、 偵察隊からの報告が!」 「何だと! レコン・キスタめ! 先日の大敗をもう忘れたか!」 将校の一人が憎々しげにうめいた。 「現在の位置から推測するに、艦隊がトリステインの領空に入るまで、二日と少々という 結果が出ています! そちらも今から対処せねば、迎撃が間に合わなくなり、領土に侵入されます!」 「何てこった……!」 動揺して舌打ちする才人。空中艦隊にトリステインに侵入されたら、シエスタの故郷の タルブ村がまたも焼かれてしまう。アンリエッタも二つの脅威に同時に迫られ、表情を歪ませた。 「……仕方ありません。こちらの空中艦隊をラ・ロシェールに配備、残る部隊は全てゴーレムの 迎撃と住民の避難誘導を! この二つを同時に進行させるのです! 急いで!」 「はッ!」 命令を受けた将校たちは慌ただしく会議室前から散っていった。 「アニエス、あなたも銃士隊を率いて、トリスタニアの部隊の応援に!」 「はッ!」 アンリエッタは側近のアニエスも送り出した。その後で、ルイズがアンリエッタに呼びかける。 「姫さま、わたしたちにもご命令を!」 振り返ったアンリエッタは、彼女と才人には次の命令を出す。 「あのゴーレムも、通常手段では歯が立たないような強敵でしょう。ルイズには最終手段として、 『虚無』の魔法でゴーレムを破壊する任を与えます。使い魔さんはルイズを守って下さい」 「かしこまりました! すぐに現場に赴きます。わたしの『爆発』に掛かれば、あんな鉄人形なんて……!」 血気にはやるルイズだが、アンリエッタにそれを押し留められる。 「お待ちなさい。これだけの前準備を掛けた作戦です。敵戦力が、今いるだけではない恐れが 十二分にあります。そのため、最終手段と申しました。本当に後がないほどの状況になるまで、 『虚無』を使用してはなりません」 「そ、そうですか。申し訳ございません。早計でした」 過ちを認めて謝るルイズ。『虚無』の魔法は威力が絶大な分消耗がひどく、連発が出来ないことは アンリエッタも把握していた。 「分かってもらえたのなら、早く街へ。この王宮も安全とはいえません」 「承知しました!」 アンリエッタに促されて、ルイズと才人はその場を離れる。二人きりになったところで、 才人がルイズに首を向けた。 「ルイズ、気張る必要はないぜ。俺たちには、ゼロがついてるじゃないか」 『ああそうだ! ビルガモの一体や二体、この俺が侵略者のたくらみごと粉砕してやるぜ!』 才人とゼロの呼びかけにうなずき返すルイズ。 「そうだったわね。ゼロ、お願い! トリスタニアの人々を守って!」 『もちろんだ! 行くぜ才人!』 「ああ! デュワッ!」 才人は即座にウルトラゼロアイを装着した。彼の身体が青と赤の光に変わり、王宮を飛び出していった。 ビルガモはトリステイン軍の抵抗をものともせず、破壊光波を放ち続けて街を火の海に変えていた。 その破壊の勢いは怒濤の如くで、火の手はビルガモの周囲一面を丸々包んでいる。 その暴威を阻止し、人々の命を救う使者が今、ビルガモの面前に降り立つ。ウルトラマンゼロが 炎の中に立ったのだ。 「あッ! ウルトラマンゼロだ!」 火に追われて避難している人々は、ゼロの姿を目にすると、絶望の表情が一瞬に希望の顔つきに変化した。 ゼロはそれに応えるために、果敢にビルガモに向かっていく。ビルガモもまた、攻撃の矛先を街から 最大の障害に切り替えて、ガコンガコンと駆動音を鳴り響かせながら突進していった。 そして激突する両者。その結果は、ゼロが弾き飛ばされるという形になった。 『ぐッ! 重い……!』 ビルガモは元々、宇宙有数の科学力を持つバルタン星人が設計したロボット。その性能は、 あのキングジョーにも匹敵するほどと言われる。ロボット特有の超重量を全て乗せた突進攻撃の威力は、 ゼロを易々と押し返すほどであった。 そしてビルガモはよろめいたゼロに、破壊光波とボディ中央の発光部、腕の先端からの フラッシュ光線をひたすら浴びせ出した。雨あられの攻撃による爆発が、ゼロを呑み込んでいく。 『うおおぉぉぉッ!』 絶え間ない光線の連射に、ゼロは瞬く間に追い詰められる。その火力は、ゼロの脚に火を点けるほど。 ゼロは側転することで脚の炎を振り払った。 『はぁ、はぁ……くそッ、あんまりなめるんじゃねぇッ!』 炎と熱に炙られて早くも息切れするゼロだが、反対に思考は冷静になり、逆転のチャンスを探る。 そしてビルガモのアンテナから破壊光波が発射される寸前に狙いをつけた。 『今だぁッ!』 破壊光波の軌道を読み、その上にウルティメイトブレスレットを乗せる。するとブレスレットが 光波を反射し、ビルガモ自身のボディに命中した。 発光部に当たり、ビルガモは自分が炎に包まれた。バタバタ右往左往している隙をゼロはもちろん逃さない。 素早くストロングコロナゼロに変身し、ビルガモをがっしりと掴んだ。 『うおりゃあああぁぁぁぁッ!』 ストロングコロナゼロはビルガモを軽々と持ち上げ、地面に投げつけた。背部から叩きつけられた ビルガモがフラフラ起き上がっている間に、ゼロはゼロスラッガー投擲の態勢を取る。 「シェアッ!」 ふた振りの宇宙ブーメランが宙を切り裂いて飛び、ビルガモの両腕も接合部から切断した。 ビルガモは強固なボディを持つが、関節部も頑丈とはいかなかったようだ。 『これでフィニッシュだぁッ!』 腕を失いよろめいているビルガモに、ゼロは必殺のワイドゼロショットをお見舞いした。 発光部に食らったビルガモはその部分から爆発を起こし、仰向けに倒れて完全に動かなくなった。 強敵相手でも勢いに乗ったままあっと言う間に勝利したゼロ。が、彼の勘は、これで戦いが 終わりとは告げていなかった。修復現場の仮設住宅の一つに目をつけると、指を突きつけて叫ぶ。 『ビルガモを操作してた電波は、そこから出てるな! 姿を現しな、侵略者ッ!』 と叫ぶと、仮設住宅から白い煙が噴き上がり、不気味な笑い声が沸き起こる。 『イカカカカカ! さすがはウルトラマンゼロ。よく我輩がここにいると分かったじゃなイカ!』 白い煙の中から現れたのは、灰色の肌で耳がやたらと大きい魚面の巨大宇宙人だった。 首の周りには髪と髭が一体化したかのような黒い毛が肩と胸に掛けて茂っており、何故か両手を 顔の位置まで高く挙げている。侵略者のはずだが、どことなくコミカルな印象すら受ける容姿だ。 『どうも。我輩、ビルガモ作戦の責任者のイカルス星人です』 侵略者イカルス星人は、実際とぼけているような口調で名乗った。ゼロは相手に人差し指を突きつける。 『イカルス星人! お前らの作戦は失敗だ! とっとと宇宙に帰りなッ!』 そう言いつけると、イカルス星人は突然哄笑を上げた。 『イカカカカカ! イカカカカカ! イカカカカカカカカカッ!! お腹痛い』 『何がおかしい!?』 ゼロが問い返すと、イカルス星人は笑いを止め、告げる。 『まだ勝った気になるのは早いんじゃなイカぁ? 勝負はまだ一回の表! 逆転こそ我が命! ビルガモは前座。本番はここからじゃなイカ!』 『何だと!』 イカルス星人の宣言の直後に、街に次々と異変が発生した。 「キィ――――――!」 ゼロたちがいる東地区から離れた北地区に、何もない虚空からぬっと、恐竜型怪獣をそのまま 機械にしたかのようなロボット怪獣が出現した。バム星人製の異次元移動機能のあるロボット怪獣、 メカギラスだ。 「ギャアアァアアアアァ!」 西地区からは、ビルガモと同じように仮設住宅を破壊して、怪鳥型ロボットが発進した。 顔のパーツが一切なく、首は三連ビーム砲となっている。暗黒星人バビラーの主力兵器、 メガザウラである。 「ゴオオオオオオオオ!」 南地区からは青いテトラポッド型の円盤が現れたかと思いきや、すぐに無数の破片に分裂し、 それらが再構築して人型巨大ロボットとなった。ベリル星人の侵略用の戦闘メカ、ヘルズキング。 以上の三体のロボット怪獣が、トリスタニアの街中に出現した。 『これだけのロボットを仕込んでやがったのか……!』 さすがのゼロも一瞬戦慄したが、ビルガモは既に倒したので、相手の頭数は四。ウルティメイトフォースゼロ 全員を招集すれば、決して手に負えない状況ではない。 『それに、結局はお前を倒せばそれでいいはずだぜ!』 司令官はイカルス星人。ゼロは狙いをイカルス星人から外さずに攻撃を仕掛けようとするが、 イカルス星人はまたも不気味に笑う。 『イカカカカカ! そう焦るな。我輩、お前と直接戦うなんて、ひと言も言ってないじゃなイカ』 『何だと? まさか、まだロボ怪獣を残してるのか!?』 どうやら、敵戦力はこれでも終わりではないようだ。しかも、イカルス星人は次のことを言い放つ。 『それも、これから出すのが本命なのだ! 出でよぉ~!』 イカルス星人の呼び声によって、大空の彼方から、ヘルズキングのように人型のロボットが ゼロの前へと降りてくる。そのロボについて、イカルス星人が説明する。 『ウルトラマンゼロぉ! あのロボットは、お前を倒すのに実にふさわしい相手じゃなイカ! 何しろアレは、正真正銘、地球人の造ったロボットなのだからな!』 『何ぃ!? 地球製の……ロボット!?』 ゼロは驚いて、新たに出現したロボットを見上げる。 人型の機体は、モザイクのような模様に覆われている。左腕にはガトリングガン、右腕には ビーム砲とシザーアームが備えつけられている。胸部の中心には蓋があり、何をその下に 隠しているのかは不明だが、物々しい雰囲気を放っている。顔面は液晶パネルのようになっていて、 ピピピピと電子音を鳴らしながら放射状に並ぶ赤い線を光らせている。 ゼロはこのようなロボットの存在を、ダイナから聞いていた。彼が忘れることの出来ない敵の一つ。 侵略者の計略により、よりによって彼の故郷のネオフロンティアスペースの地球人類が生み出してしまった 強力無比の無人ロボット兵器。今上空から降りてくるロボットは、その兵器に特徴が一致していた。 『まさか、あれが……!』 ゼロに代わって、イカルス星人がその名を唱えた。 『電脳魔人、デスフェイサー! お前はウルトラ戦士が愛した地球人の造った兵器の手で、 あの世に行くのだぁ~!』 ネオフロンティアスペースの負の遺産、デスフェイサーが今、ゼロへの最大最強の刺客として トリステインの地に蘇った。 前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52184.html
登録日:2022/09/23 (金) 20 42 52 更新日:2023/01/12 Thu 15 52 38NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 CAPCOM D D>になり損ねたゲーム Nintendo Switch PS4 PSP SFC Steam Xbox One XboxOne アクション アクションRPG アーケード カプコン ゲーム ザ・キングオブドラゴンズ スーパーファミコン ファンタジー プリズム企画 ベルトスクロールアクション ザ・キングオブドラゴンズとは、1991年にCAPCOMが開発したアーケードゲーム。 概要 ストーリー 操作方法 キャラクター◇ファイター『デレク』 ◇クレリック『アルドー』 ◇ドワーフ『バルガス』 ◇エルフ『ラデル』 ◇ウィザード『レジェ』 アイテム宝物 食べ物・ポーション 武器・防具 マジッククリスタル ステージ構成 余談 概要 ジャンルはベルトスクロールアクション。装備品の強化やスコア獲得でのレベルアップによる成長要素も含んでいる事からアクションRPGともいわれる。 アーケード版はゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第5回ゲーメスト大賞」(1991年度)にて、ベストアクション賞2位、ベスト演出賞9位、ベストグラフィック賞8位を獲得した。 1994年にスーパーファミコンに移植された他、アーケード版はPlayStation Portable用ソフト『カプコン クラシックス コレクション』(2006年)に収録され、また欧米のみでPlayStation 2およびXbox用ソフト『Capcom Classics Collection Vol.2』(2006年)に収録された。その他、Nintendo SwitchおよびPlayStation 4、Windows、Xbox One用ソフト『カプコン ベルトアクション コレクション』(2018年)に収録された。 SFC版のみハードの限界でいろいろ省略された移植だが、インターフェイスの簡略化や音源のチープ化こそあるものの、ステージやボスは完全網羅、ボタン割り振りでガードボタンが導入され近接キャラが使いやすくなっているなどなかなかの出来。 ストーリー レッドドラゴン・ギルディスが目覚め、世界が邪悪に包まれようとしている。数奇な運命に導かれ出会った5人の勇士たちよ。各々の武器を手にこの冒険に旅立つのだ。伝説のドラゴンを倒せるのは、もはや君たちしかいない。世界最強・最悪の悪魔、ギルディスを倒すその日まで戦え!!その命果てるとも…。 (スーパーファミコン版「ザ・キングオブドラゴンズ」パッケージ裏より抜粋) 操作方法 レバー 移動 Aボタン 攻撃。ほかのベルトスクロールアクションと違い攻撃は単発でコンボなし Bボタン ジャンプ A+B 攻撃魔法(体力消費)。いわゆるメガクラッシュに相当するものだが、他のベルトスクロール系と違い周囲を薙ぎ払うタイプではなく後述のマジッククリスタルに似た挙動をする。使用後一定時間無敵。 敵の攻撃に合わせてレバー後ろ? ジャストガード(近接キャラのみ) キャラクター 初代D Dのルールになるべく合わせたキャラ造形をしているのが特徴。ただし、身体的特徴はD Dで使われるヤードポンド法ではなく日本でおなじみメートルグラム法である。 ◇ファイター『デレク』 身長:183cm 体重:90㎏ 年齢:26歳 タイプ:近接(剣・盾) 攻撃魔法:ファイヤーウォール ドラゴンの財宝を求めて旅をしている割と軽装な旅の剣士。かつて別のパーティーで若くて小さいグリーンドラゴンを倒したことがあるらしい。 攻撃スピードが最も速くフットワークも割と軽快。一方で魔法に疎いためかマジッククリスタルやメガクラッシュの威力が弱く、防御力もエルフに次いで脆い。 ◇クレリック『アルドー』 身長:203cm 体重:109㎏ 年齢:34歳 タイプ:近接(鈍器・盾) 攻撃魔法:サンダーボルト 寺院にこもるよりも冒険に出るのが好きな肉体派の僧侶。将来は自分のカデトラルを持つのが夢。ちなみにアーケード版のグラフィックでは髭があったのだがSFC版では無い。 全身を強固な金属鎧で覆い、戒律の都合上刃は振るえないのでメイスやモーニングスターといった鈍器系の武器で戦う。 強固な装備をしている見た目の通りメンバーで一番防御力が高い。その反動で移動埴速度が一番低くジャンプ高度も低い。 ◇ドワーフ『バルガス』 身長:120cm 体重:70㎏ 年齢:? タイプ:近接(斧・盾) 攻撃魔法:サンダーボルト 斧で戦う小柄な髭戦士。自分の住んでた村をドラゴンに襲われ、以降はモンスターと戦うものを手助けしている。公式イラストとかで戦闘そっちのけで金を拾ってたりするけど。 背が低いため一部敵が使用する矢や投げ槍が当たらず、さらにはほかのプレイヤーだと跳ねた瞬間を狙うしかないスライムをいつでも攻撃できる。ただしクレリックに次いで固いものの、攻撃速度が遅くリーチが短いのが難点。 ◇エルフ『ラデル』 身長:175cm 体重:60㎏ 年齢:? タイプ:飛び道具(矢・弓) 攻撃魔法:サンダーボルト 平穏で内向的なエルフにしては珍しいエルフの青年。ちなみにD D世界のエルフ基準だとかなりのガタイを持つ。 とはいえ防具らしい防具を装備してないし軽いので攻撃力と防御力はメンバー最低。その代わり身軽な為移動スピードが最も速く、弓矢による攻撃なのでリーチも長い。後半戦は乱戦の中いかにジャンプを駆使して間合いを取れるかがカギ。 ◇ウィザード『レジェ』 身長:173cm 体重:60㎏ 年齢:28 タイプ:魔法(杖・護符) 攻撃魔法:サンダーボルト 魔術の研究のためパーティーに参加している魔術師。フード付きのローブから覗くその素顔は髭のおかげでかなり老けて見えるが、これでもパーティーで二番目に若い。(*1) マジッククリスタルやメガクラッシュなどの威力は5人中で最も多い。その反動かHPは一番低いが、意外にも防御は防具のおかげで中堅クラスはある。 魔法は少々特殊で、攻撃スピードは遅いがいずれのレベルでも適正距離での威力は最強クラス。そのため敵のアルゴリズムを見切ってしまえばその突破力は尋常ではない。 通常攻撃の魔法はレベルにより以下の特徴がある。 レベル1~2:火の玉攻撃。近距離で当てるほどダメージが増える。ただし硬直が若干長い。 レベル3~4:カッター状の衝撃波。このレベル帯は地面のスライムにも攻撃可能 レベル5~7:火炎放射。エフェクトは長く残るが、実は出してすぐに硬直が解けるので置き逃げがしやすい。 レベル8:ある程度伸びる電撃。このレベルだけどの距離でも大ダメージを与えられるうえ連射も効きやすくなる。 アイテム 雑魚やボス敵を倒したり、宝箱を開けると出現する。ただし宝箱は時たまミミックや毒液トラップといった罠が仕掛けられている。 宝物 金貨袋や宝石。取ると得点が加算され、スコアが一定量になるとレベルアップする。(*2)。ダイヤモンドが5000点と最高クラスのスコア。 食べ物・ポーション とるとHPが回復する。なぜか食べ物は果物だらけ。ちなみに満タン時は5000点とかなりのスコアに。 武器・防具 プレイヤーキャラの武器や防具のレベルを上げる。レベルごとにグラフィックが設定されており最初は貧弱だった武器や盾が豪華になっていくのがわかる。 マジッククリスタル ふわふわと地面すぐ上を漂う魔法の大きな珠で出現してから一定時間経過すると消えてしまう。攻撃すると画面にそのエフェクトを出す攻撃をする。攻撃せずに体を当てるとぷよーんと横方向に跳ねるので、もっと後に使いたいと思ったときは持ち越すことも立派な戦術。 宝箱のほかに、クロスボウを持ったコボルトやフルフェイスヘルムとフルプレートの弓兵を倒すとたまに出現する。また、キャラのライフがすべてミスとなるとその場にコンテニュー後の援護用としてクリスタルが現れる。 ファイアーウォール 壁というより火柱が数回敵に向けて発生。複数いる場合は回数がばらけるが、単体の場合はその敵の足元に連続で発生しヒットする。 サンダーボルト 落雷攻撃。やはり複数いる場合は攻撃がばらけるが、ボス単体とかの場合は連続で当たる。 メテオ 画面全体を一回攻撃する フロッグ 画面全体の敵をカエルにして倒してしまう。ボスには少しダメージが入る。 ジュエル 画面全体の敵を得点アイテムの宝石に変えてしまう。ボスには少しダメージが入る。 ステージ構成 STAGE1:特に記述なし(家庭用では Orc Village) 最初のステージだけあって敵はオークとコボルトだけで数も少ない。ボスはオークキング。 STAGE2:Treasure in an old castle オークの密度が少し増す。また箱の一つに罠がある。 STAGE3:Battle on a mountain peak なだらかな丘を少しずつ登っていく道中で更なる数のオークを相手にする。ボスはワイバーン。 STAGE4:Cave of hydra ヒュドラがボスを務める洞窟。スライムやミミックといった新手の敵が出現。 STAGE5:To the norde isle 船の上でスケルトンやマーマンと戦闘。 STAGE6:The giant in the shrine 3部構成でふわふわ上空を浮いていて時たま急降下してこちらをつかもうとするハーピーの巣、スケルトンがうようよする神殿道中、スケルトンとオークが徒党を組んで待ち構える神殿内部というステージ。 STAGE7:Trent woods 化け物の影響でねじくれた森の中、スケルトンや屈強な剣士リザードマンソルジャーと激しい戦いを繰り広げる。ボスは巨大蜘蛛。 STAGE8:To the castle リザードマンソルジャーや槍で突進してくるリザードマンスピアを相手にし城への道を進む。 STAGE9:In the castle モンスターに占領された城を奪還する戦い。 STAGE10:Underpass 攫われた女騎士を救うためスケルトンやマミーが徘徊する地下通路を経由し目的の城塞へと向かう。ボスはスペクターズ。 STAGE11:Battle in the fort 城塞内部で敵と戦う。千波の助けた女騎士の容貌は…orz STAGE12:Castle Garenos 城内に突入し、騎竜に乗ったドラゴンライダー等と戦う。ボスは2人組の騎士ロイヤルナイト。 STAGE13:Dark Wizard レッドドラゴンの腹心の魔術師が待ち構える根城。ガーゴイルが群れを成し妨害する。 STAGE14:A cave in the woods ギルティスの根城への道を見出すため、モンスターの襲撃に悩まされるノームの集落の救援に向かう。 STAGE15:Underground lavyrinth レッドドラゴンの巣への道。マミーやスライムといったモンスターが待ち構える。 STAGE16:Golden limestone cave あまたの金銀財宝で埋め尽くされた洞窟の中、いよいよ諸悪の根源であるレッドドラゴン、ギルティストの一騎討ち! 余談 本作は元々は世界的に有名なTRPG『ダンジョン&ドラゴンズ(Dungeones Dragons)』のアーケードゲームという触れ込みで開発していたものだが、当時の著作権元であるTSR社の許諾を得られなかったため、オリジナル名で発売される事になった。 後にカプコンはTSR社から正式な許諾を得て『ダンジョン&ドラゴンズ タワーオブドゥーム』(1994)及び続編の『ダンジョン&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』(1996)をリリースしている。 追記修正はドラゴンに挑む覚悟を得てからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エルフなら美少女にしろよお! -- 名無しさん (2022-09-24 08 48 29) ↑D Dではなりました -- 名無しさん (2022-09-30 01 58 08) 確かクレリックはレベルアップが最も早かったはず -- 名無しさん (2023-01-12 15 52 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/71.html
ゼロの兄貴-1 ゼロの兄貴-2 ゼロの兄貴-3 ゼロの兄貴-4 ゼロの兄貴-5 ゼロの兄貴-6 ゼロの兄貴-7 ゼロの兄貴-8 ゼロの兄貴-9 ゼロの兄貴-10 ゼロの兄貴-11 ゼロの兄貴-12 ゼロの兄貴-13 ゼロの兄貴-14 ゼロの兄貴-15 ゼロの兄貴-16 ゼロの兄貴-17 ゼロの兄貴-18 ゼロの兄貴-19 ゼロの兄貴-20 ゼロの兄貴-21 ゼロの兄貴-22 ゼロの兄貴-23 ゼロの兄貴-24 ゼロの兄貴-25 ゼロの兄貴-26 ゼロの兄貴-27 ゼロの兄貴-28 ゼロの兄貴-29 ゼロの兄貴-30 ゼロの兄貴-31 ゼロの兄貴-32 ゼロの兄貴-33 ゼロの兄貴-34 ゼロの兄貴-35 ゼロの兄貴-36 ゼロの兄貴-37 ゼロの兄貴-38 ゼロの兄貴-39 ゼロの兄貴-40 ゼロの兄貴-41 前編 ゼロの兄貴-41 後編 ゼロの兄貴-42 ゼロの兄貴-43 ゼロの兄貴-44 ゼロの兄貴-45 ゼロの兄貴-46 ゼロの兄貴-47 前編 ゼロの兄貴-47 後編 ゼロの兄貴-48 ゼロの兄貴-49 ゼロの兄貴-50 ゼロの兄貴-51 前編 ゼロの兄貴-51 後編 ゼロの兄貴-52 ゼロの兄貴-53 ゼロの兄貴-54
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3248.html
前ページ次ページゼロの使い魔ももえサイズ 「うえ~ん!!! びえ~ん!!! うわあああああん!!!」 翌朝、ルイズはベッドの上でおいおいと泣いていた。 「なんで!? なんで私がこんな目に遭わなきゃいけなかったのよ!」 ルイズは泣き喚きながらももえの胸をぽかぽかと叩く。 原因はあの時のネギである。はじめ、ルイズは頭が呆けていてよくわかっていなかったのだが翌日、下腹部から血が出ているのを見た途端にルイズは青ざめた。 「まあまあ、処女膜なんて新体操をやってる人は練習中に突き破っちゃうぐらい軟い物らしいし」 「新体操って何よ! それに全然フォローになってないわよぉ!」 殴り疲れたルイズはまたえんえんと泣き始めた。これにはキュルケもタバサもももえもなす術がない。 「だいたいあんたがネギをあんなところに突き刺すからこんなことになったんじゃないのよぉ! 無機物にバージンを奪われるなんて……うっ、うわああああああんんんん!!!!」 ルイズはベッドをドコドコと叩きながら泣き喚き続ける。 「………じゃあ、後ろ…は…これで…」 メイドのメイが取り出したのはルイズが持っていた杖だった。 「いいいいい、そっ、そんな太くて硬いので逞しいので貫かれたら大変なことになるじゃない!」 それを聞いたメイは残念そうにその杖を自らの懐にしまった。 「………ってそれ、私の杖じゃないのよ! あんた何勝手に自分のものに……ってあれ?」 「…ようやく…泣き…止んで…くれ…まし…た…。」 そう言って、メイはルイズにあっさりと杖を返したのであった。 「あっ、ありがと……。」 ルイズがこの館に来て初めて口にした感謝の言葉であった。 有馬記念で四位と武に殺意を抱いたあなたに贈る「ゼロの使い魔死神ガーゴイル友情タバサの裏設定タバサの母フレイムデルフリンガーシルフィードネギ香水下級生ももえサイズ」 落ち着きを取り戻したルイズは朝食を取ると杖を持って誰もいない裏庭へと向かった。 空は昨日とはうってかわって快晴である。太陽の光が眩しいくらいだ。 だからこそルイズは誰もいない日陰を求めて裏庭へとやってきたのだ。 杖を掲げたルイズは目の前にある大木に向かって呪文を唱える。 「メラゾーマ!」 そう言うと、杖は急激に光を帯びて周りを包み込む。そして……… ちゅどーん 見事杖は暴発を起こし、爆発した。 「もう、全然駄目じゃないのよ! この前は大きな炎を上げることができたのにぃ!」 確かに周りは爆風でめちゃくちゃになっていたのだが、自分自身はなぜか無傷という事実の重要性にルイズはまだ気づいていない。 その後ルイズは、イオ・ヒャダルコ・ザラキーマ等々の呪文を唱えてみるものの結果は同じだった。 「なんでっ…! どうして……っ!!」 ルイズは悔しさのあまり地面をドンドンと叩いた。 繰り返すがルイズの半径数メートルは爆風でぼろぼろになっているのに、ルイズは全くの無傷である。 「そうだ…。これは、杖……うん、この杖が悪いのよ! ダンジョンの中では、他の杖使ってたし。うん!」 ルイズはそう結論付けた。 「あっ、でも………。」 しかし、ルイズは思い直す。さっき使った魔法はダンジョン内でよく使ってた魔法だけだ。ひょっとしたら他の魔法は使えるかもしれない。 「だめもとでしてみようかしら………」 そうつぶやきながら、ルイズは目の前の大木に向かって杖を構える。 「はああああああああああっ!!!」 ルイズは精神を集中させ、そのすべてを指先に注ぎ込む。そして杖が光りだす。 「ファイアーボール!」 そう唱えた瞬間、光が丸くて大きな炎へと変わってルイズの杖先から発射される。そして、目の前の大木がそれをもろに受けて爆発した。 「………できた。 私、できたっ! できたぁーーーーっ!!!」 しばし呆然としていたルイズだったが実感がわくと、飛び上がらんばかりに喜びを表現した。 「いやっほう! 私はもう"ゼロのルイズ"なんかじゃない! 魔法が使える! 使えるんだー!だー!だー!」 ルイズは拳を何度も振り上げて喜びまわる。さっきまで物のせいにして落ち込んでいた人物とは思えないぐらいのはしゃぎっぷりだ。 「おーすごい、そのファイアーボールってなんかかっこいいね。」 すると、影から見ていたももえが手を叩いてルイズのことをこう褒め称えた。 「さすが私の見込んだ使い魔だねっ!」 「………えっ?」 ルイズは突然の言動に頭が真っ白になりつつも状況を冷静に整理しようとした。 「っていうか私がご主人様であんたが使い魔よね? 間違ってないわよね?」 「じゃあ証拠見せてよ。」 対するももえは気だるそうにそう言った。まるで自分が主人で使い魔の反抗をあしらっているかのようだ。 「しょ、証拠ってあんた……だいたいあんたには体に紋章が 「だって私あんたより強いし。」 「いや、強い弱いとか関係ないから。だいたい、私は貴族なのよ、わかる?」 ルイズは無い胸を張って自分が貴族であることを強調する。 「そう、私は誇り高きヴァリエール家の三女。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールなのよ! あなたは使い魔なんだから私に平伏しなさい!」 ルイズは自分でしゃべりながらテンションが上昇していた。そしてそれにももえが追い討ちを掛けるかのように 「ルイ…ルイ…ルイボスゴールド?」 「ルイしかあってないじゃのよ! あんたいい加減に私の名前を覚えなさいよ!」 ルイズはももえのせいで完全に頭に血が上っていた。さっきまで長年の目標を達成して喜びの境地に達した人物とは思えないぐらいの苛立ちっぷりだ。まあ原因はももえにあるのだが 怒りのあまり、ルイズはがしっと目の前の肩に掴み掛かる。ももえの肩は肩代わりされている死神の手がついているのだがそんな事はお構い無しに、がくがくと上下に揺らす。 「だいたいあんたここに来てから使い魔らしい事何一つしてないじゃないのよぉっ!」 「え~~~~~だってぇ~~~~~わたしも下僕とかぁ~~~~はべらせたいしぃ~~~~~だいたいあんたのいう使い魔ってぇ~~~~ どうせ下着とか洗わせてぇ~~~食事とかでわざと屈辱的なことをさせてぇ~~~~キレたら鞭とかで叩いたりするんでしょぉ~~~~~~」 ももえが突然こんなしゃべりになっているのはルイズががくがくと揺らしているので首も上下にがくがく揺れているからである。 「わっ、私をなんだと思ってるのよ!」 と聞かれたももえは即答で、 「ロリツンデレピンク髪。あとぺたんこ」 ぶちっとルイズのどこかが切れた音がした。ルイズは顔を真っ赤にさせてあらん限りの力を込めてももえを突き飛ばす。 「うるさいうるさいうるさい! 属性で私を表現するなぁーーー!!!!」 怒り狂ったルイズがももえに杖を構えたその瞬間――― 「頭に乗るな小娘。」 凍てつくような声によりはっと我に返ったルイズは、恐る恐る声のした方を振り返ってみるとそこには水兵服を着た女性がいた。 「あっ、あなたは確かももえのお母さんの……もごもご 「おっと、ももえの母親についての話はそこまでだ。」 水兵服姿の女性はすかさずルイズの口に封をする。しばしルイズは腕やら身体をもがきながら暴れていたがそれも収まってルイズはその場に崩れ落ちた。 彼女はようやくルイズの口から手を離した。 「じゃ、じゃああなたの名は…」 「ふっ、よくぞ聞いてくれた。」 ルイズが崩れ落ちたままなのを気にすることなく彼女はこう宣言した。 「ある時はドクター、ある時は鍋奉行、またある時は時の神。話が変われば職も変わる。 その名は"流しの悪魔"!」 流しの悪魔と名乗った彼女はそう言って颯爽とポーズを決める。 すると今まで様子を見ていたももえが彼女に話しかけてきた。 「流しの悪魔さん、私たちに何か用ですか?」 「ああ、お前達が勝負事をはじめようとしているのを見てたらいてもたってもいられなくなってな。」 「えっ? 反応それだけ!? っていうかもうちょっと驚くなり何なりしたらどうなのよ! 私はこいつに口を押さえられてきいずみ行きの馬車に乗せられてどっかへ行こうとしていたのよ! だいたいこの人はあんたの 「よくぞ聞いてくれたっ!」 いつの間にか復活したルイズの話を完璧に無視した流しの悪魔は、今回の目的について説明し始めた。 「今回は流しの悪魔立会人! お前達の勝負私がしかと立会いして見せようではないか!」 おー。とももえは手をぱちぱちさせている。ルイズはももえに貶され、流しの悪魔に殺されかけてますます機嫌が悪くなっていく。 「ところでお前達。さっきまでどちらが強いかについて争っていたのだな?」 ルイズとももえは頷いた。すると、流しの悪魔は 「どちらが強いかなどと争うことは不毛極まりない!」 そう怒鳴ると流しの悪魔がその場で大きく足踏みをする。 すると地面がわずかながらに隆起し、ルイズのいた場所はわずかに地割れしているではないか。ルイズは戦慄した。 「いいか、逆に考えるのだよ。"どちらが主人にふさわしいのか"ではなく"どちらが使い魔にふさわしいのか"と」 「という訳で」 流しの悪魔のその宣言によって急遽はじまった、ももえとルイズのタイマン勝負。 「第1回チキチキ使い魔三本勝負~~~~~!!!!」 ギャラリーは多ければ多いほど良いという理由で呼び出された、死神家一同とキュルケとタバサもいた。 彼女らは焼け野原の上に線を引いただけの特設ステージの外から二人の様子を見守る事にした。 「やるからには勝って上下関係をはっきりとつけさせてもらうわよ。モモエ」 「それはこっちの台詞だね、ルイズちゃん。」 顔を見合わせて火花を散らせる両者。キュルケとタバサはいまいち状況が飲み込めない様子で二人とも顔を見合わせるしかなかった。 「端的に言いますとももえお嬢様の挑発にルイズさんがまんまと乗ってしまわれたのであります。」 「はあ………」 キュルケは唖然としながらも博士の話を聞いていた。すると、メイやヒルから横槍が入れられる。 「……でも、…ルイズ…さん…は……、…とても…いい…人だ…と…思いま…す」 「ああ、俺もそう思うな。あそこまでお嬢さんの行動に対してノリノリの奴なんてそうはいないからな。」 「そうなんだ………。」 オクタイ君やケモンもうんうんと頷いているのを見るとどうやらルイズは、死神家の使い魔たちからは良い印象をもたれているようだった。 「ただ、肝心のお母様がねえ………」 キュルケは流しの悪魔のほうを向いて小さくため息をついた。 「私にもわからない………。」 タバサもそう呟いた。流しの悪魔が時折向けるルイズに対する鋭い視線がタバサにとって気がかりであった。 そして流しの悪魔からまだ明かされていなかったルールについて言い渡される。 「使い魔というのは、感覚の共有、秘薬の捜索、主人の護衛。大きく分けて3つあるのだが………」 ルイズとももえがごくりと息を呑む。 「今回はそんな非現実的なことはしない。なのでかわりに家来、下僕、パシリ。この3つの称号をかけて争い、より多くのポイントをゲットしたものを勝者とする。」 「………はぁ?」 「では、そう決まったところで"家来"の称号を得るための第一勝負についてだが………」 「ちょ、ちょっと! あんたいい加減にしなさいよ! なんど私を無視すれば気が済むの………って、痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!! みっ、耳は引っ張らないでぇ!!! 痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」 「すでに勝負は始まっている。油断するな、小娘」 流しの悪魔は無表情のままルイズの右耳を引っ張っていた。ルイズの耳がだんだん赤く腫れ上がっていくのがわかる。 「おー、二人とも楽しそうにじゃれあってるねえ」 「これのどこがじゃれあってるように見えるのよぉ!」 ルイズは涙目になりながらそう叫んだ。 「仕方ないなぁ………何とかしてほしい?」 ルイズは首を激しく縦に動かす。そして、それを見たももえはカマを取り出してルイズの耳元に構える。 「じゃあ…それごとルイズの耳を切断……」 「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!」 「大丈夫、大丈夫 盲目の人でも皇帝暗殺をしようとした元気な人もいるから。だから耳ぐらいどうってことないって」 ???ものしり館??? 高漸離【こうぜんり】 中国戦国時代の人物。秦王(始皇帝)の刺客として有名な荊軻の親友である。 荊軻の復讐を目論んだ高漸離は筑の才能を生かして名前を隠して秦王に使えていた。 後に高漸離の目論みは秦王に露見したのだが、才能を惜しんだ秦王は高漸離の目を潰してそのまま仕えさせた。 高漸離は筑を投げつけて秦王を殺そうとしたが、盲目だったため外れて謀殺された。 「いやいやいやいや 目と耳じゃ全然違うから。だいたい皇帝暗殺しようとした人って元気って呼べる人なの? っていうかどうでもいいからこの手を離し…痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!! ちぎれるっ、ちぎれるっ、ちぎれるううううううううう!!!!」 すると、流しの悪魔はようやくルイズの耳から手を離した。ようやく解放されたルイズは肩で息をし、耳は真っ赤に腫れ上がっていた。 「はぁ………はぁ………はぁ………死ぬかと思ったわ。」 「死ぬかと思ったなどと言ってる内は決して死にはしないから安心しろ」 そんな二人を回避して傍から見ているももえ。 「…………」 「…………」 流しの悪魔とルイズが戯れているのをよそにタバサは思っていた疑問をももえにぶつけた。 「これって勝負に勝った方が使い魔になるんじゃ………」 「ううん。そんな事無いよ。だからわざと負けるとかそんな卑怯な真似はしないからね。」 ももえは笑顔でそう答えた。そして、その直後にさらっとこんな言葉を吐き捨てた。 「負けたらそれ以下だからね。」 「……以下なの?」 「うん、以下。」 そうこうしているうちに流しの悪魔からこんな一言が飛び込んだ。 「下僕部門 勝者 ももえ」 「……えっ、でもモモエは何も………。」 「耳をつねられて"気持ち良い"の一言も言えないようじゃ下僕失格だ。」 流しの悪魔はそのように説明する。 「あんたは大丈夫なの?」 「うん、私悪魔の体だから!」 「…………もう私の負けでいいわ…。」 能天気に答えるももえにルイズはがっくりと肩を落としたのであった。 「続いて家来勝負を行う」 そう言われて二人はももえの屋敷の中に案内される。 流しの悪魔は手馴れた様子で二人を先導した。ギャラリーもそれに付いて移動する。 「普通に迷わず通れば何事も無い家だ。しかし………」 流しの悪魔は傍らにある扉を開けた。すると――― 「なっ、何よこれ!」 ルイズが驚くのも無理は無い。そこには今までいた家とは違う空間を形成した吹雪いている一室があったのだから。 「なんだ、お前は雪は見たことが無いのか?」 「それぐらい見たことあるわよぉ! だけどこんな脈略もなく雪を見たのは初めてだから………」 耳の件があったのでどうしても強く責め立てる事が出来ないルイズ。流しの悪魔は二人にあるものを渡した。 「これは………?」 「草鞋だ」 流しの悪魔が渡したのは草鞋だった。ルイズははじめてみるそれをまじまじと見ている。 「これを見るのははじめてか?」 「うん。教科書の写真で見たことはあるけど実物を見るのははじめてかな。」 流しの悪魔はにやりと笑う。早速二人に指令を言い渡す。 「それを二人に人肌で暖めてもらう」 「「えっ………?」」 「その草鞋をどれだけ暖かくすることが出来るか。より暖かくしたほうが勝者だ。 制限時間は1時間。なお、ホッ○イロとかそういう物を使うのは禁止とする。」 そう言って流しの悪魔はももえが隠し持っていたホッ○イロを取り上げる。 不服そうなももえをよそにルイズは手に持った草鞋を注意深く観察していた。 「では、はじめっ!」 流しの悪魔が笛を吹いた瞬間、二人はオクタイ君によって部屋の中に放り出された。そして外から鍵がかけられる。 「ちなみに二人の様子は別室でモニタリングしております。」 部屋のどこかにあるスピーカーから流しの悪魔の声が聞こえてきた。 「じゃあ、私たちは休憩しながら見るから適当にがんばってくれ。 うどん食べる人ー!」 はーい!という威勢のいい声がスピーカーから聞こえてくる。頭にきたルイズは、手にした草鞋を声のする方向へ力いっぱい投げつけた。 ブチ!………ジジジジジ……… 「ナイスコントロール!」 ももえは右親指を立ててそう言った。ルイズもそれを真似してみる。そして、ルイズは壊れかけのカメラとスピーカーを完全に壊す作業に取り掛かった。 「寒い………」 不自然なまでに強くて冷たい風がルイズの身体をたたきつける。 「あんたは平気なの?」 ルイズは、こんなに寒いのに肩出し、へそ出しと露出しているのにもかかわらず平気そうにしているももえを見てそう言った。 「うん、私悪魔の身体だし。寒さとか熱さとかそういうのは平気だから」 「へぇ…………」 しかし、問題はこの草鞋だ。この草鞋をどの様にして温めるのか。ルイズは懐に入れていた草鞋を取り出してみる。 「全然暖かくない………」 元々冷え切っている草鞋をこの寒さで冷え切った身体で暖めるのは無理な話だ。ルイズが草鞋を外気に晒しているうちにどんどん草鞋に雪が積もってくる。 「うーん………」 ルイズは積もってくる雪を払いながら必死に考えていた。髪にも雪が降っているのだがそんなことを気にする余裕が無かった。 「うーん………」 困っているのはももえも同じだった。ももえ自身の体温調節は問題ないのだが、ももえの着ている服では草鞋を入れて暖められるようなスペースは無い。 「「あっ」」 二人同時に何かをひらめいたようだ。二人は草鞋をある場所に仕舞う。 吹雪が激しさを増し、腰の辺りまで雪が積もってきてはいたが、二人はゆっくりと活動を停止していった。 「………イズ、ルイズ!」 「あ………キュル…ケ?」 ルイズが目を覚ますとそこには雪が一面に広がっていた。キュルケ達は防寒着に身を包み、同じく雪に埋もれていたももえはタバサに救出されていた。 「よかった………!」 キュルケは思わずルイズを強く抱きしめる。 「大丈夫? 苦しくない?」 「くっ、苦しい………。」 キュルケの胸に挟まれたルイズは息苦しそうに足をジタバタとさせる。 「大丈夫………?」 「あー、うん。私は平気」 タバサに抱きかかえられたももえもそう答えた。こっちは比較的元気そうだ。 「ところで、草鞋はどうしたのだ?」 流しの悪魔がそう言うと、ももえは胸の谷間から草鞋を取り出した。 「はいっ」 雪のせいで部屋の室温が冷え切ってる中でももえの草鞋はほかほかと湯気を漂わせている。 「なるほど………服の表面積の圧倒的な少なさから言ってももえが不利になると思っていたのだが………よくやったな。」 流しの悪魔はももえのアイデアにいたく感心していた。 「では、ルイズの方だな。」 そう言うと、皆がルイズのほうに注目する。 「ルイズ、お前は草鞋をどこで暖めたのだ?」 「えっ」 それを問われたルイズはまたたくまに顔が紅潮し、目が泳ぎ始めた。 「えっ、えっと……草鞋は………その…」 「わしならここにおる!」 「我もここにいるぞ!」 どこからともなく甲高い男の声が聞こえてきた。ももえ達も辺りを見渡す。しかし、ルイズの顔は見る見るうちに青ざめていた。 「ま、まさか……ひょっとして…いやああああああああっ!!!」 ルイズの叫び声とともに草鞋がルイズの背中から飛び出てきた。 その草鞋もほかほかと湯気を漂わせており、暖まっているのがわかる。しかしその湯気は暖まったというより草鞋の怒りによるものだと思えて仕方が無かった。 「誇り高き、我が草鞋を尻に敷くなどの粗末な扱いをしたのはどこのどいつだ!」 「その通りじゃ! 物の正しい使い方を知らぬ小娘め! わしらを馬鹿にすると痛い目にあうぞ!」 「えっ、えっ、ええええっ!?」 「あー………ルイズちゃん、草鞋をお尻に敷いちゃったんだ。」 二足の草鞋がしゃべっているこの状況に戸惑いまくるルイズに対し、ももえは両手を開いてやれやれといった表情を作る。 「草鞋を尻に敷くなんて御法度なんだよ。この草鞋は人の足に履かれるのを喜ぶんだけど尻にしかれるとむちゃくちゃ怒るんだよ。」 「ええーーっ!!!」 「その通りじゃ! 草鞋は尻に敷くものではないのじゃ!尻に敷かれるのは女房だけで十分なのじゃ! こりごりなのじゃ! こりごりなのじゃ!」 「我も同じ意見である! 胸に挟むならまだしも尻に敷くとは言語道断! 全く、貧乳娘の発想の貧困さには困ったものである!」 草鞋はそう言いながらルイズの頭を執拗に叩き付ける。すっかり雪がやんだ部屋はパーンパーンと無駄に軽快な音とルイズが徐々に鬱陶しそうになる声で支配されていた。 「あっ、あの………草鞋さんもそれぐらいで………」 珍しくももえが仲裁に入ろうとする。しかし、興奮状態の草鞋の片割れは勢いあまってももえの頭にも軽快に叩きを食らわせる。 スパーン……ズバッ 一瞬の出来事であった。草鞋の片割れがももえの頭に叩きつけた瞬間、ももえは手にしていたカマを軽く振りかぶる。 草鞋の片割れは見事に真っ二つに割れて、ぽとりと地面に落ちてそのまま動かなくなった。 『ももえのカマで斬られた物の存在はももえが肩代わり』 「ひいっ!」 恐れをなした草鞋は一目散に逃げてしまおうと試みた。しかし、逃げようとした草鞋をルイズは左手でがっちりと掴んでいる。中指の爪は草鞋に食い込みかけていた。 「あっ、あのっ、そのっ………」 さっきとは一転して弱気になっている草鞋。ルイズは右手に持っている杖を草鞋にこすり付けた。 「あんたね………誇り高きヴァリエール家の三女である私の尻に敷かれる事がどれだけ価値があって、どれだけ需要があるのかわかってないわね。」 ルイズは冷静な口調で草鞋に語りかける。何百年も女の尻に敷かれ続けた草鞋にはそれが並々ならぬ怒りを表現していることは十分にわかっていた。 「だから………私が焼いてあげるわ」 「ひいいいいいいっ!!!!!」 草鞋は思わず悲鳴を上げた。それに構わずルイズの杖は光りだす。そして呪文は詠唱された。 「ファイアーボーォォォォォォォォル!!!!!」 刹那、大きな光に包まれた玉が至近距離で発射され、草鞋を直撃する。草鞋は断末魔の声を上げることなく爆発した。 しかし、このルイズの渾身の呪文は部屋にいるルイズ以外の人物・物を黒焦げにしてしまったのであった。 「で、使い魔勝負はどうなったの?」 とりあえず風呂に入ってさっぱりした一同は、死神家の大広間に集っていた。メイからフルーツ牛乳が振舞われそれを飲みながらももえは流しの悪魔に質問した。 「ああ、その件についてだが…………。」 皆の視線が流しの悪魔に集まる。 「とりあえず家来勝負はももえの勝ちだ。」 「えっ………でも、私ちゃんと暖めて 「いくら説明不足とはいえ、尻に草鞋を敷くのはマナー違反だぞ、ルの字 尻に敷かれたホカホカの草鞋を欲しがるのは特殊な趣向をもった大きなお友達しかおらん」 「はい………」 色々と突っ込みたいところはあったがそれに突っ込むのは危険だと察したルイズは何も言うことができなかった。 「ちなみにパシリ勝負は大きなしゃもじをもってガリア王国の王宮に進入して、イザベラ皇女と激戦の末に晩御飯をご馳走になる……なんて事を作者は考えてたらしいぞ」 「馬鹿じゃないの!?」 思わず、キュルケからの突っ込みが入った。 「じゃあ結局私がモモエの使い魔になるのね………全然釈然としないけど。」 どこか諦めの混じった声でルイズはため息をつく。しかし、 「あっ、じゃあ私が代わり使い魔になってあげようか?」 「えっ、いいの?」 ももえの突然の提案にルイズはすぐさま食いついた。 「その代わり私にも条件があるんだけど………ルイズちゃんのこと『スレイヴ』って呼んでもいい?」 「スレイヴ?」 「うん、スレイヴ。ご主人様に変わる新しい呼び名だよ。」 ももえはさわやかな笑顔でそう言った。ルイズもその呼び名が気に入ったらしく『スレイヴ』と何度も口の中で呟き続ける。 「いいわよ。いいわよ。あんたが使い魔で私がスレイヴ あー、なんか私のほうがなんかカッコイイ感じじゃない? あっはっはっはっはっはっ」 「あっはっはっはっはっはっ」 よほど嬉しかったのかルイズの高笑いは止まるところを知らなかった。 しかし、ももえの本当の意図に気づいたタバサは思わず口を開く。 「でも、スレイヴって確かど………もごもごもごもごもごもご」 「……知らぬが……仏……です…。」 メイはタバサの口を押さえつけながらそう呟いたのであった。 ※おわり これまでのご愛読 ご支援ありがとうございました ※次回からはじまる「ゼロの使い魔死神ガーゴイル友情タバサの裏設定タバサの母フレイムデルフリンガーシルフィードネギ香水草鞋下級生ももえサイズ」に乞うご期待! 前ページ次ページゼロの使い魔ももえサイズ
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/407.html
「今の魔法は何だ?答えろ」 そう質問した瞬間ルイズが凄まじい目でプロシュートを睨み付ける だが生憎プロシュートにとっては相手が貴族だろうと平民だろうと、例え王女であろうと対応は変わらない。 「ディティクト(探知)マジック…どこに耳が、目が光っているかわかりませんからね。驚かせてしまったようで申し訳ありませんでした」 「姫殿下、いけません。姫殿下に乱暴を働いた者に頭を下げるなどと…」 アンリエッタがプロシュートに頭を下げるがそれを見たルイズは必死だ。 もっとも当のプロシュートは涼しい顔でそれを受け流す。 「ああ!ルイズ!ルイズ・フランソワーズ!そんな堅苦しい行儀はやめてちょうだい!あなたとわたくしはお友達!お友達じゃないの!」 「もったいないお言葉でございます。姫殿下」 ルイズが珍しく緊張した声で言ったが、プロシュートはスデに興味なさそーに椅子に座っている。 「やめて!ここには枢機卿も、母上も、あの友達面をしてよってくる欲の皮の突っ張った宮廷貴族たちもいないのですよ!ああ、もう、わたくしには心を許せる おともだちはいないのかしら。昔馴染みの懐かしいルイズ・フランソワーズ、あなたにまで、そんなよそよそしい態度を取られたら、わたくし死んでしまうわ!」 「姫殿下…」 ルイズが顔を上げ心底嬉しそうな笑顔でアンリエッタを見付めた。 以下、延々と昔話に華が咲く 「クリーム菓子を取り合ってケンカしてルイズが常に勝っていた」だの「ドレスの奪い合いでアンリエッタのボディブローがルイズに決まって気絶した」だの プロシュートにとってはどうでもいい事なので適当に聞き流していた。 「…知り合いか?」 「姫様がご幼少のみぎり、恐れ多くも遊び相手を務めさせていただいたのよ」 また話がアンリエッタの言葉尻に影が含まれている事に気付いた。 「どうかされたのですか姫様…?」 「…結婚するのよ。わたくし」 「……おめでとうございます」 普通なら祝うであろう王女の結婚報告だがその沈んだ声を察っするに政略結婚という事がルイズにも理解できた。 そこにアンリエッタが宇宙最強の台詞である「それがどうした」が頭に浮かんで暇そーに椅子に座ってるプロシュートに気付く。 「あら、ごめんなさい。もしかして、お邪魔だったかしら」 「お邪魔?どうして?」 「だって、そこの彼、あなたの恋人なのでしょう?身を挺してあなたを守ってくれたんですもの」 「はい?恋人?あの生き物が?」 その言葉にプロシュートが一瞬反応する。 もしルイズがプロシュート精神の色を知ることができたなら黒に少しだけ赤が混じった事に気付いたであろうが当然それに気付くよしもない。 「姫さま!あれはただの使い魔です!恋人だなんて冗談じゃありません!」 ルイズが首が捩れんばかりにそれを否定する。 「使い魔…?人にしか見えませんが…」 「人です。姫様」 「そうよね。はぁ、ルイズ・フランソワーズ、あなたって昔からどこか変わっていたけれど、相変わらずね」 「好きであれを使い魔にしたわけじゃありません」 憮然としてルイズが返すが、アンリエッタが何回目かのため息を吐いた。 ルイズがその原因を問いただそうとするが思い直したかのようにアンリエッタが話を打ち切ろうとした。 だが、ルイズはそれを振り切るようにしてさらに迫る。 「いけません!昔はなんでも話し合ったじゃございませんか!わたしをお友達と呼んでくださったのは姫様です。そのお友達に、悩みを話せないのですか…?」 その言葉にアンリエッタが決心したかのように頷いき口を開いた。 「今から話すことは、誰にも話してはなりません」 アンリエッタがプロシュートの方をちらっと見てきた。 「オレの任務は護衛だからな…どんな事であれ話は聞かせてもらう」 「メイジにとって使い魔は一心同体。席を外す理由などありません」 そのまま沈んだ調子で語りだす。 「わたくしは、ゲルマニアの皇帝に嫁ぐことになったのですが……」 「あんな野蛮な成り上がりどもの国に!?」 ハルケギニアの地理に全く詳しくないプロシュートがルイズに問う。 「ゲルマニアってのは何だ?」 「トリステインの北東にある国でお金さえ積めば平民でも貴族になる事ができる野蛮な国よ!」 「そうよ。でも仕方がないの。成り上がりの国とはいえ同盟を結ぶためなのですから…」 アンリエッタがルイズにハルケギニアの政治情勢を説明する。 アルビオンで反乱が起き王室が倒れそうであり、このまま行けば侵攻されるのはトリステインであり それに対抗するための同盟をアルビオンの貴族派が望んでおらずそれを妨げる材料を探している事を だがその説明を聞いているプロシュートの精神はさらに朱に染まっていっている。 大体の事情が飲み込めたのかルイズが顔を蒼白にして問う。 「で、もしかして、姫さまの婚姻をさまたげるような材料が…?」 「おお、始祖ブリミルよ……、この不幸な姫をお許しください……」 アンリエッタが顔を両手で覆い床に崩れ落ちた。ルイズは半分混乱しているようだがプロシュートは冷めた目でそれを見ている。 ルイズもそれにつられたのか興奮したようすでそれを問いただす。 「……わたくしが以前したためた一通の手紙なのです」 要は、アンリエッタが王家のウェールズ皇太子とやらいに宛てた手紙をその皇太子が持っており 皇太子が捕らえられ、その手紙が『ヤバイゲルマニアにIN!』すれば同盟の話が消し飛びトリステイン一国でアルビオンとドンパチやらねばならないという事だ。 「では、姫さま、わたしに頼みたいことというのは……」 「つまり奪還任務ってわけか…?」 心の奥底に沸き立つ赤い物を隠しながらプロシュートがアンリエッタにそう問いかける。 「無理よ!無理よルイズ!わたくしったら、なんてことでしょう!混乱しているんだわ! 考えてみれば、貴族と王党派が争いを繰り広げているアルビオンに赴くなんて 危険なこと、頼めるわけがありませんわ!」 「何をおっしゃいます!たとえ地獄の釜の中だろうが、竜のアギトの中だろうが、姫さまの御為とあらば、 何処なりと向かいますわ!姫さまとトリステインの危機を、このラ・ヴァリエール公爵家の三女、ルイズ・フランソワーズ、見過ごすわけには参りません!」 ルイズは膝を突き恭しく頭を下げる。 「このわたくしの力になってくれるというの?ルイズ・フランソワーズ!懐かしいお友達!」 熱血少年漫画の如く友情を確認しあう二人だが、プロシュートの方は冷静だ。 「アルビオンに赴きウェールズ皇太子を捜し、手紙を取り戻してくればよいのですね?姫様」 「ええ、そのとおりです。ですが礼儀知らずのあの人たちはかわいそうな王様を捕まえて縛り首にしようとしています! わたくしは思います。この世の全ての人々が、あの愚かな反乱行為を赦してもわたくしと始祖ブリミルは赦しませんわ。ええ、赦しませんとも!」 プロシュート達自身が組織を裏切った。いわば組織に対しての『反乱』である。 国と組織の違いとは言え、やっている事は同じだ。 その事をこの世間知らずもいいとこな姫様に『愚かな行為』と言われ『赦さない』と言われた。 それが致命だった。アンリエッタがそういい終えた瞬間プロシュートの精神が全て真紅に染まった。 だが、いい具合に二人の世界に突入しているルイズとアンリエッタは気付いていない。 「一命にかけても。急ぎなのですか?」 「アルビオンの貴族たちは王党派を国の端にまで追いつめています。敗戦も時間の問題でしょう」 「早速明朝にでも出立いたします!」 そうルイズが返し明朝アルビオンに向かう事になったがアンリエッタがプロシュートの方を見つめた。 「頼もしい使い魔さん。私の大事なお友達をこれからもよろしくお願いしますね」 そう言いながら左手を差し出してきた。 だがプロシュートは射抜くような視線をそれに向けただけだ。 「いけません!姫様!そんな、使い魔にお手をを許すなんて!」 「いいのですよ。この方はわたくしのために働いてくださるのです。忠誠には、報いるところがなければなりません」 プロシュートが無言で近付く。 だが二人は気付いていない。プロシュートがそのような事をする為に近付いたのではないという事にッ!! そのままアンリエッタが差し出した左手の前に立ち… 思いっきりッ!その左手をッ!!『踏みつけたッ!!!』 ルイズはその瞬間何が起きたのか理解できなかった。 いや、理解したくなかった。 大切なお友達と言ったばかりのアンリエッタの手を己の使い魔が踏みつけているのだからッ! 「な、なななな何をするだぁーーーーーーーッ!!」 どこぞの英国紳士が憑依したかのようにルイズが叫んだ。 「…ッあ…!」 左手を思いっきり踏まれているアンリエッタだが叫んでは誰かに気付かれるという事もあり声を出さずなんとか耐えていた。 「あんた…!姫様になんて事を…!こここ、この、この生ハ…」 それを言い終える前にプロシュートと目が合ったがそれを見たルイズの声が出なくなる。 目があった瞬間プロシュートの冷徹かつ明確な殺意を持った視線がルイズを刺し貫いていた。 ほぼ同時刻キュルケの部屋 「……なななな何をするだぁーーーーーーッ!!」 「五月蝿いわね…なに騒いでるのかしら…まさかルイズがダーリンを無理矢理…!?」 勘違いもいいとこだが恋は盲目らしく即座に着替えを済ませ隣のルイズの部屋に飛び込んだキュルケが見たものは―― 床にへたり込んだまま動けないでいるルイズと冷徹な目で立ち尽くすプロシュート、そして…手を思いっきり踏まれているアンリエッタがいた。 「ちょっと…これは一体どういう事…?」 一瞬(SMプレイッ!?)と思ったらしいがプロシュートの目を見たキュルケが後日こう語った。 「あ…あの時のダーリンの目…看守が処刑囚でも見るかのように冷たい残酷な目だったわ…『かわいそうだが明日の朝には首だけになってる運命なんだな』って感じの!」 ルイズがそれに押され黙ったのを見るとアンリエッタに向き直り静かに絶対零度まで冷え切った口調で話し始めた。 「テメーに何が分かる…?分かるのか?ええ?おい… 平民が金を積んで貴族に成り上がるのがそんなに野蛮か…?」 「テメーらみてーに生まれ付いての貴族ってのはいいだろうが… その貴族に雑草みてーに踏み付けられてる平民がなりふり構わず成り上がろうとして何が悪い? 成り上がるためにはそれ相応の事をしている…テメーらみたいに生まれた時から平民を支配して当然と思っている貴族共より余程マシってもんだ…」 「ここに召喚されてから感じた事だがテメーら貴族の中に平民と対等に付き合ったヤツがいんのか…? いねーだろうな…オレ自身、あのマンモーニを殺すまで平民の使い魔と呼ばれ貴族共から人間以下の扱いしか受けてなかったからな…オメーもそうだぜ?ルイズよォ~~」 「言うに事欠いて『反乱』が『愚かな行為』で『赦せない』だと? 分かるのか?テメーに…今まで組織に冷遇され『反乱』せざるをえなかったオレ達チームの心がッ! 命がけで任務を成しても何一つ信頼されず『シマ』すら与えられなかったオレ達の『栄光』を求めた『反乱』の何が赦せないだと?」 「アルビオンの貴族連中がどんな理由で反乱を起こしたのかは知らねぇ… だがテメーが言ってる事は踏みつけられた平民が貴族に対して反乱を起こしてもそれを『愚かな行為』だと言ってるのと同じなんだぜ…?」 自分達が命を賭けて起こした組織への反乱。それをこんな何も知らないようなヤツに否定されたと受け取った。 「テメー自身が撒いた種が原因で『不幸な姫』って言ってるのも気に入らねぇ…奪還任務を依頼するってのはいい… 上に立つものが直接やるわけにもいかねーしな…だがオメーはその任務で人が死ぬかもしれないって事を『覚悟』してんのか?」 「その責任を理解せずルイズやオレが死ぬって事を覚悟してねーんならテメー1人で行くんだな… 少なくともオレ達チームのリーダーはその『覚悟』を持って組織を離反したんだぜ…」 そう言い放ちアンリエッタの左手から足を離し部屋の外に出る前にルイズに言う。 「オメー自身が納得できたんならこの任務を受けろ。オレの任務はオメーの護衛だからな… だがそいつがその『覚悟』と『責任』をまだ理解できてねーなら受けるな」 プロシュートが部屋を出てからしばらくすると放心状態だったルイズとキュルケが手を押さえながら蹲っているアンリエッタに気付いた。 「……はッ!姫様!今すぐ治癒魔法!!」 「…構いません」 「ですが…!」 さっきまでとは違い、毅然とした態度でルイズの目をアンリエッタが見据え改めて奪還を依頼した。 「使い魔…いえ、彼の言うとおりです。わたくしはあなたの同情を買うかのようにこの事を頼んでしまいました。 ですが、今は違います。『覚悟』と『責任』を持ってルイズ…貴方に手紙の奪還を依頼します。」 「もちろんですわ…!姫様!」 「この傷は…あなたが無事に戻ってくるまで治さずにおきます」 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール&プロシュート兄貴―ザ・ニュー任務! ←To be continued 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/dra-gon/pages/89.html
森野将彦(31) 森野 将彦(もりの まさひこ、1978年7月28日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手である。ポジションは内野手(試合状況の次第で外野も守る)。背番号は31番。 略歴 * 身長・体重 1m80cm、83kg * 投打 右/左 * 出身地 神奈川県横浜市 * 血液型 AB * 球歴・入団経緯 東海大相模高-中日ドラゴンズ(1997年~) * プロ入り年度・順位 1996年(2位指名) * 守備位置:三塁、外野、一塁、(二塁、遊撃) 引用元Wikipedia
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/266.html
生徒達が一同に会した食堂 既に席についている大勢の生徒達の後ろをルイズに従いついていく 「流石貴族、といったところか」 長テーブルに並ぶ豪勢な食事の数々にヴァニラは素直な感想を述べた 視角からの情報と匂いに胃袋が空腹を訴える 「感謝しなさいよ。あんたは特別な計らいでここで食べれるんだから」 後ろを振り返らず、どこか嬉しそうな口調で返すルイズだが その顔は心の底から込み上げるうぷぷ、という笑いを堪えるのに必死だった 先ずルイズが腰を下ろし、ヴァニラが横に座ろうとするが 「ちょっと、何やってるのよヴァニラ」 「何だと?」 不意にルイズに遮られ腰を浮かせたまま訝しげな視線を向ける 「アンタはこっちよ」 ルイズが指差したのはなんと床ッ! しかも置かれていたのは硬そうな黒パンと濁ったお湯と間違えられそうな麦のスープ!! 「・・・・・・・」 「使い魔が主人と同じ食事を食べられる訳ないでしょ。アンタはそれ食べてなさい、 よく味 わってね」 最高の笑顔で告げるルイズ ヴァニラはまた癇癪を起こしそうになるがDIOの顔を思い浮一瞥をくれ 「御蔭様でな。先に部屋に戻るぞ」 くるっと背を向けると食堂から立ち去った 残されたルイズはその背中に軽く舌を出しフォークを口に運ぶが直ぐに顔を顰める 「アイツっ!」 肉の刺さっていたフォークの先端は綺麗に削り取られていた 食堂を後にしたヴァニラは相変わらず空腹を感じていた 空腹を感じる、先程は気づかなかったがどうやら今のヴァニラにはDIOの血の効果は及んでいない。つまり吸血鬼ではなくなっているようだ 「血を吸わなくて済むのは助かるが、これからアノ食事が毎日続くようではな・・・」 ヴァニラは思わず溜息を零す。不意に 「きゃっ!」 今後の対策を考えながら廊下を歩いていると厨房から現れたシエスタに気づかずぶつかってしまい、尻餅をつかせてしまった 「ああ、すまない」 ヴァニラは反射的に手を伸ばし、助け起こす 「すいません、ヴァニラさん」 はにかんだ笑みを浮かべ立ち上がったシエスタは深々と頭を下げ 「ミス・ヴァリエールはまだお食事中のようですが・・・・どうかなさったのですか?」 と、首を傾げる 「生憎私に饗されたのはパン一つにスープだけでな、もう食べ終わった」 そう答えるのとほぼ同時にヴァニラの腹が鳴り、なんともばつが悪そうな表情を浮かべる 「そうでしたか・・・・あ、でしたらそこで賄いを食べていかれませんか?貴族の皆様のに比べれば見劣りしますが味は保障しますよ」 「いいのか?それは助かるが・・・・」 シエスタの申し出を素直に受けたいがそれによって彼女に迷惑が及ぶと自分に返って来る事となる 返事を躊躇しているとそれを察したのか 「大丈夫ですよ、残り物ですしそれでも結局多過ぎて残っちゃうんですから」 そういって笑みを浮かべる 成る程、あの人数分からだと残り物でもかなりの量になるだろう 「分かった。世話になる」 ヴァニラも漸く納得しシエスタの後について厨房に入る 「・・・・美味いな」 案内された使用人のためのテーブルでまともな食事にありついたヴァニラは率直に賞賛を述べる 「本当ですか?お口にあってよかったです」 甲斐甲斐しく給仕をしていたシエスタは嬉しそうに笑みを浮かべる 「これはお前が作ったのか?」 「ええ、私このくらいしか取り得がありませんし」 確かに昨夜の行動を見ているとどこか抜けたところがあるようだがそれを差し置いてもこの料理は美味かった 出された料理を綺麗に平らげるとヴァニラはシエスタに向き直る 「御蔭で助かった。何か礼したいんだが・・・・何かあるか?」 DIO様以外に借りを作るのは私の主義に反する、その思いがヴァニラを行動させた 「そうですね・・・・・では、デザートを配るのを手伝っていただけますか?」 ケーキの並んだトレイをヴァニラが持ち、シエスタがひとつずつ貴族に配っていく そんな事をしていると、昨夜ルイズと一緒にヴァニラを探しに来た金色の巻き髪に薔薇をシャツに刺したキザなメイジを見つけた 周りの友人が口々に彼を冷やかしている 「なあ、ギーシュ!お前、今は誰とつき合っているんだよ!」 「誰が恋人なんだ?ギーシュ!」 「つき合う?僕にそのような特定の女性はいないのだ。薔薇は多くの人を楽しませるために咲くのだからね」 昨夜いえなかった文句を言ってやろうかと思ったがあまりの馬鹿らしさにその気も失せた (薔薇だと?その表現はDIO様にこそ相応しい。お前は路傍の雑草にも劣る) しかし彼のポケットからガラスの小瓶が落ちるのを見ると、一応教えてやった。 「おい、ポケットからビンが落ちたぞ」 しかしギーシュは振り向かない 無視をしているのか、それとも指摘されたことにすら気づかないヌケサクなのか ヴァニラはは床に落ちた小瓶を爪先で蹴飛ばした コッ ギーシュの踵に小瓶がぶつかり、そこでようやく彼は振り向き足元を見た 「落し物だ」 「これは僕のじゃない。君は何を言っているんだね?」 ギーシュが否定したため、事実彼のポケットから落ちた物だとしても、 これ以上とやかく言わ必要は無いだろうとヴァニラは判断した 昨夜のギーシュではないがこれ以上面倒ごとに関わる気は無い だがギーシュの周りの友達が騒ぎ出す。 「その香水は、もしや!モンモランシーの香水じゃないのか?」 「そうだ!その鮮やかな紫色はモンモランシーが調合している香水だぞ!」 「つまりギーシュは今、モンモランシーとつき合っている。そうだな?」 「違う。いいかい? 彼女の名誉のために言っておくが……」 ギーシュが言い訳しようとすると、茶色いマントの女子生徒がやって来て泣き始めた。 「ギーシュ様……やはり、ミス・モンモランシーと……」 「彼等は誤解しているんだ、ケティ。僕の心の中に住んでるのは君だけ……」 パチンッ! ケティと呼ばれた少女がギーシュの頬を引っ叩くッ 「その香水が何よりの証拠ですわ! さようなら!」 ケティが去った後、今度は件のモンモランシーがやって来た 「モンモランシー。誤解だ。彼女とはただ……」 「やっぱりあの一年生に手を出していたのね?」 モンモランシーはテーブルに置かれたワインをギーシュの頭に振り下ろ・・・・すのではなく中身をドボドボと頭にぶちまける 「嘘つき!」 と怒鳴ってモンモランシーは去り、沈黙が流れた 「君が軽率に香水のビンなんか拾い上げたおかげで、二人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだね?」 「お前が二股をかけなければ起き得なかった事態だ」 ギーシュの友達はドッと笑ったが、ギーシュは眉を釣り上げる 「いいかい?僕は君が香水のビンを蹴った時、知らないフリをした。話を合わせるくらいの機転があってもいいだろう?」 「私は無視された後一言も喋ってはいない。ヌケサクが」 「ヌケ・・・・ッ」 ヴァニラの台詞に顔を真っ赤にし、それを見たギーシュの友達がまたドッと笑う 「……いいだろう!君には礼儀というものを教えてあげた方がいいようだねッ!」 「ヌケサク如きに教えられるほど落ちぶれてはいない。礼儀を払うべき相手は心得ている、お前は器ではない」 「まだ言うか…!いいだろう『決闘』だッ!ケーキを配り終えたらヴェストリ広場へ着たまえッ!!」 そういい残しギーシュが友人とギャラリーを引き連れ広場の方向へ向かっていった ケーキを配り終えるとその頃になって騒ぎを聞きつけたルイズが長身のヴァニラに掴みかからんばかりの勢いで、実際掴みかかろうとした が届かなかったのだが――詰め寄る 「ちょっと!勝手に決闘の約束なんかしてどういうつもりよッ!?」 「大丈夫だ、お前に迷惑はかけん」 ヴァニラの答えに頭痛でもするのか米神を押さえ 「あー、もう勝手にしなさい!その代わりギーシュにあの変な力使っちゃだめだからねッ!」 もう自分は関係無いとばかりに言い捨てると大股で食堂から出て行ったが、曲がった方向は部屋ではないようだ 「あの、ヴァニラさん大丈夫なんですか・・・・?」 心配そうに見上げるシエスタに「心配するな」と、声を掛けギーシュの待つ広場へと歩いていく その足取りはどこか楽しんでいるような、軽やかなものだった To Be Continued...